『ハレ晴レユカイ』は10年以上歌い継がれる歌になる

歌い継がれる歌があります。それは決して売れた歌とイコールではありません。いくら売れてもすぐに忘れられてしまう歌もあります。もちろんファンの心の中にはずっと残っているでしょう。でも、それは極めて少数の人たちだけに歌い継がれているだけ。そこからの広がりはありません。
歌い継がれる歌というのはオリジナルが何だったのかわからないくらいごく自然に歌い継がれます。


私は「ハレ晴レユカイ」がそういう歌い継がれる歌になると予想ています。そして、その根拠は、このサイトへのアクセス傾向です。


ハレ晴レユカイ 楽譜」というキーワードでこのサイトにアクセスする人が目立つようになったのは今年の2月くらいからでした。昨年のアクセス履歴をGoogle Analyticsで見ると、このキーワードで来訪する人は多い日で3人、通常は0人でした。ところが2月に入ってからほとんど毎日誰かがそのキーワードでアクセスするようになりました。多い日には5人以上来ることもありました。3月に入ると状況がさらにかわりました。3/29のアクセス履歴を見るとなんと11人もの人がこのサイトにこのキーワードでアクセスしています。11人と聞いて少ないと感じる方も多いと思いますが、そんなことはない。1日10人以上同じキーワードで来訪するというのはなにかが起こっているとしか言いようがない状況です。
しばらく放置していましたが、来訪者が減る気配がないので、少しは役に立つかも知れない記事を2007/4/24に書きました。うまくすればGoogleトップ表示取れるかも知れないという色気があったことは否定しません。結果的にはだめでしたけれど…。
その影響もあったのか、5月に入っても全く勢いは衰えない。むしろ上り調子。ついに月間検索キーワード1位を獲得してしまいました。


これはどういうことなのか?


もしかすると学園祭、文化祭の類のシーズンと関係あるのかも知れないです。そういうお祭りでは音楽演奏は付き物、そこで演奏しようとして情報を探しているのか。
いずれにしろ、もう1年前の歌ですよ。何を今さらハレ晴レユカイなの?と思ってしまいます。
NHKのど自慢が関係あるかとも思ったのですが因果関係はみあたりませんでした。やっぱり学園祭か…。


さて、演奏しようと思って実際にやる人がどのくらいいるかはわかりません。しかし演奏したくなる曲らしいということはこの傾向からわかる。そして、実際に演奏する人もいるかもしれないということも想像がつく。
となると、今までこの曲に縁がなかった人がこの曲を耳にする機会が生まれてしまう。


私は、この歌はアニメを知らない人にも浸透していってしまうんじゃないかと予想したんですよ。この流れはおかしい。1年以上経ってから伸びるというのは異常。


6月に入ってから検索してくる人はさらに増えています。Google Analyticsで1日平均10人を超えました。条件が緩い*1はてなカウンターでは20を超えている。
もしかするとこの歌は思いがけなく広まって、アニメの主題歌だったことはむしろ黒歴史みたいなファンにとっては微妙な状態になるかも知れないですよ。


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*1:ユニークかどうかを見ていない