公開日記で自信を取り戻した人もいると言うお話

このネタを思い付くきっかけになった元記事を見失ってしまった。
「会社を辞めてからの半年なにしてましたか?」みたいな記事があったんですよねぇ。IT Mediaのどこかだったと思う。
私の場合の答え
「就職活動しながら日記書いていろいろ実験していました」
「………(だめだこりゃ)」
でしょうね(笑)。むろん正直に答えるわけ有りませんよ。みくびってもらっちゃ困る。俺はそんな素直で誠実な人間ではない!<いばるな


前の仕事やめた時、自分に自信がなくなっちゃってたんですよ。もうだめかなと。自分ができることはそれほど多くないなと。そんな後ろ向きなことを考えていました。その時、たまたま書いていたのがここ。ここを使ってなんか仕掛けてうまく行けば自信が取り戻せるかも知れないなぁと言う淡い期待を抱いていました。


さて、ここで2008年のアクセス解析まとめ。

本当に無駄に長い記事ですが……
この中から、2008年によく読まれた上位50記事を集計してみました。

2006年の遊んでいた期間に書いた記事 98772
2007年 37605
2008年 64628

当然こうなります。当たり前です。だって、個別記事の1位2位を独占していて、それだけで70000ですから……。
それはともかくとして、私は、7/2に書いた記事と8/4に書いた記事で自分に自信を取り戻しました。やればまだできる。そう思うことができました。
私にとって、長めの文章を書くという行為はプログラムを書くという行為とほぼ同じです。全体の流れを決めて、分割し、それらを関連づける。さらに、検索で人を呼ぶことを試し、それが成果を生んだということは、決していつもいつもうまく行くわけではないけれど、何をやってもうまく行かないってわけではなく、運さえつかめれば自分の力でなんとかすることができるんだ、そう前向きに考えられるきっかけになりました。


ところで、ブログスタイルのサイトである程度読む人が増えてくるとテーマを絞り込んで旬なネタを書くのが王道だと思います。しかし、上記の2本の記事である程度の自信を取り戻した私はその道を選びません。選ぶ理由が見あたりません。せっかくリスクを負って何でもできる場所があるんだからもっとめちゃくちゃいろいろなことを試してみたい、そう思いました。そして今でもそう思っています。


正直、時々守りに入りたくなることもあります。読書感想文一色に染め上げた方がきっといいんだろうなぁと思うこともあるし、更新やめて放置しても別にいいんだよなぁと思うこともある。読みに来る人はそれほど減らないだろうし……。でも、これからも、興味を持つ人が誰もいなくなっても、せっかく出会うことができた漫画とかライトノベルの感想を書くし、暇ネタとして地図の話とかも書くと思います。


「まとめて読みたい人は目次サイトからどうぞ。」
という日記サイトを作りつつ、その中から毎日読んでくれる人が何万人に1人かいればいいなぁと思っています。




リスクを恐れては何もできない。成功則をなぞるだけでは自分の自信を取り戻すことは決してできない。他の人がたどり失敗した道のすぐ脇に宝の山があるのかも知れない。
私はそう思っています。