読書感想文 古賀 邦正著『ウイスキーの科学』
ウイスキーの科学―知るほどに飲みたくなる「熟成」の神秘 (ブルーバックス)
- 作者: 古賀邦正
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: 新書
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酒シリーズです。この本も面白かった。
ウイスキーはあんまり飲まないですが、いや、あんまり飲まないからなんだろうね、飲むときはちょいと気張った気分になることは確かです。ショットバーってのはなかなか雰囲気があるんですよねぇ。
世界の主要ウイスキー産地って実は5箇所しかないとのこと。そのうち一箇所が極東の島国日本。結果的にはひとりの醸造技術者の執念が産地を作ったという印象を持ちました。ただ、それを許した企業家の存在も消して忘れてはいけないでしょうね。
ウイスキーという飲み物は商品としては非常に難しく。製造をしてから販売ができるようになるまで10年近くがかかるのですから。今の時代、ネットビジネスなんて数年で広まってなくなるなんてこともあるんですからねぇ。
この本を読むとウイスキーが飲みたくなります。だから法的にお酒が飲めない未成年者にはおすすめできません(笑)。