『ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU』第七夜感想

コメディパートとシリアスパートが入り乱れていますねぇ。




話しの流れからすればおそらくはなんのかんのでラスベガスに全員集合するんじゃないかなぁと思うのですが、そうはならない可能性もあるかもしれないんだよなぁ、ハヤテの場合。
前枠後枠は今回で最後ってことだけれど本当かなぁ。違う形で継続したりすることもあるかも知れません。にしても、作中ではすでに亡くなっているはずの人が普通に出てくるよな。よく考えてみるとすごい話しだ。この場に合うからということで選ばれたキャラなだけなのか、何年か後になって「なるほどねぇ」と思うのか?
登場人物がそれぞれ違う価値観、違う道筋で一つのなにかを追いかける、という展開はよくあるのですけれど、ハヤテの場合は、登場人物それぞれが追いかけているものが違うのですよね。
ある人にとっては目的となっている何かが別のある人にとっては手段にしか過ぎなかったり、場合によってはまったく価値が無いものになっていたり。
よくよく考えると、それってオタク趣味に通じるものがあるんじゃないかなぁ。
んと、自分にとってわかりやすいたとえ方をすると……。


直列六気筒エンジンを積んでいるからBMWメルセデスベンツに乗りたい人もいれば、ステータスを求めて乗る人もいるし、もちろん水平対向六気筒エンジンにしか興味がないひともいていいし、むしろ直列四気筒の限界に挑む方をよしとする人もいて、さらにはそれらに全く興味が無くて実用第一、ってか実用レベルでも別に自家用車なんていらないと思う人だっているはず。
たぶんなにを言っているかわからない人の方が多いと思いますがオタク趣味なんてそんなもんですよね(笑)。
ハヤテのごとく!って作品は、パロディとかじゃなくてそういう根底的な所でオタク趣味を持つ人間を刺激するのかもしれません。


毎週書いていますけれど、原作とは違う展開だけれど背後に流れている空気はまんま原作ですねぇ。さすが原作者がストーリーを作っただけのことはあるなぁ。