いわゆるステマは規制するべきではない

たぶん世間一般にはこういうPR記事かどうかという表示をつけるのが正しい措置だとは思うんだけれど、俺はそうは思ってません。




たしかに、紙媒体で記事体裁の広告には片隅に「PR」と書いてあります。でも、ほとんどの場合その表示が無くてもわかりますよね。記事か広告か判別が付かないことはかなり珍しいです。
ネット媒体だとその区別は非常に難しいです。だからこそ「正しく」表示をすることが大切、という論法もわかるのですが……。
そもそも、有名な人がやっているからそれに追随するという行為自体を慎むべきだという考え方はできないのでしょうかね?
広告という意味では多数の一般人が読みに来る有名人のサイトに商品が掲載されるだけでも認知度を上げる効果は有ると思うけれど、それを実際に使っていい思いをしたなどという記載を鵜呑みにするのはどうなのかなぁと思うわけですよ。
グルメ番組でレポーターが述べる感想と同じ扱い。
有名になればなるほど大人の事情が裏にあるという読み方を俺はしてしまいます。


お墨付きをつけたところで、本当に悪意が有ればそんなの無視してやる人だっているはずで、単にシステム運用側の責任逃れになるだけの方策としか思えないんですよね。


有名人であるかどうかにかかわらず、そしてネットなのか他の媒体なのかに関わらず、与えられた情報を鵜呑みにしないで自分なりに吟味して自分の責任で利用することを啓蒙することこそが多くの人に伝えなければならないことだと俺は思います。




蛇足ですが、最近書いてなかったので。
俺は平気で嘘を書きますからね。誰も読んでないから問題にもならないし気にする人もいないだけです。