ハヤテのごとく!第450話「応募してね」までの感想
最後に買ったゲーム機はDSです。その前に買ったのはPSです。どっちもドラクエのために買いました。今は全く使っていません。
節目ということでとても久しぶりに感想を書きます。450話だけの感想を書くのもあれなので心にためていたあれやこれやをつらつらと書いてみようと思います。
遅くなると体がつらいのでほどほどに、ね。
ここに毎週感想を書かなくなって痛切に思ったのは、感想を書くためにはよく読まなきゃいけないんだなってことです。毎週サンデーは読んでいます。もちろんハヤテも読んでいます。でも、コミックスになった頃には大まかな流れすら忘れていて新鮮だったりするんですよ。
読んだ翌日に推理小説のメイントリック聞かれてもさっぱり忘れているような俺の特異な事例かもしれないですけれど、感想を書くということはしっかり読むということなんだなと気づかされました。今さら遅いですね。
毎週感想を書かなくなったからこの漫画の評価が変わったとかいうことではなくて、今でもやっぱりこの漫画は希有な作品だと感じます。たとえば今週の話だって、全く空気を読まない表紙とカラーページと扉絵に始まり、中身はシリアスメインだけれど笑かそうとするネタも仕込んでいる。こういう構成を他の作品でやろうとしてもかなり難しいと思います。
なんでもありだからできるし、なんでもありだからやらなければならないという決意すら感じます。
前々から書いていますけれど、最近の漫画は続けて読まないとわからないものがほとんどで、それが新規読者の参入を拒んでいる障壁の一つじゃなかろうかと思っているのですが、ハヤテの場合は時々そのときの大筋とは全く関係ない一話完結ものが入るので読みやすく感じます。これももちろん俺の主観です。
思い返すと本当にこの漫画にはいろいろなことを教えられいろいろなことへの考え方を新たにしました。本の読み方は変わりましたし、この漫画を読んでなかったら読書感想文をネットで精力的に書こうなんてことは思いつかなかっただろうし、その他諸々思索を巡らせるなんてこともきっとなかったと思います。
話は全然違うんですが、朝アニメのチカラってすごいですね。雪の季節に学生さんとスキーに行った時、コミックスにおまけでついてたスケルトントランプ持って行ったんですがみんなハヤテを知ってるんですよ。「あっ、ヒナギクだ」とか。男の子も女の子も。誰も知らないと思っていたから意外でしたよ。小学生の頃にみていたとかなんだろうなぁ(笑)。ほかにも花見で俺以外の人が雪路ネタを振ったら俺以外の人がガッツリ食いついてきたりとか、知名度高いなと驚きました。失礼ながら……。ネットで感想を検索するようなコアなやつはいないと信じたいww
さて、今週の話ですが、アテネとハヤテ兄の話はクライマックスですね。なんかやっと半分来たなという感じがします。この分なら1000話まではいかないかもしれないけれどまだ余談は許しません。
ロイヤルガーデンの話もそうなんですが、未だにこの漫画は本筋が見えません。ロイヤルガーデンの件だって作者の発言が無ければ結末に大きく関わる話なのかどうかなんて読者には判断がつかなかったわけで。同人誌編はナギがマリアさんから独り立ちするきっかけを与えるのがメインなのかなと俺は思っているけれど、この先また別の意味が出てくるのかもしれないし、本当によくできた仮想現実だと思います。
ハヤテの兄はこのエピソードのためのゲストキャラ的な存在なのか、あるいはこの先アテネのようにレギュラー化して何事もなかったかのようにこの漫画の世界を彩るのかもわかりません。ナギの母がここまでここまで重要なキャラだとは思ってもいなかったように。
次の感想はいつになるかわかりませんが、読みに来てくださったみなさん、ありがとうございました。