直6の復権

なんかわくわくしてきます。


ここにも書きましたが若い頃1年だけ直6とおつきあいをさせていただきました。
L20ET。
OHCのシングルターボ。
4000回転くらいまではターボチャージャーが生み出す暴力的な加速がたまらなかったですが、それより上に回すと直4では考えられないスムーズな回転感と音に魅入られました。
当時の日本車は10年持たせるのにかなり知識もお金もかかるものでして、結局何度も壊れて修理代がばかにならないので手放しました。
そんな古い車でも直6はやっぱり別格で、その後乗り継いだ直4、水平対向4ではその感覚を味わえることはありません。4気筒が悪いってわけじゃなくてそれはそれで楽しいんですが違うってことです。別物。
古い設計のL型6気筒でもそれなんだからRB型はどうなんだろうなぁ。すばらしいという話は耳にたこができるくらい評論家からではなく友人から聞くのですがある程度の期間つきあってみないとわからないですからね。
完全バランスで効率がいいということは素直に考えれば燃費もいいということ。エンジンが振動するということは振動する分のエネルギーは回転に使われていないということで無駄になっているということです。だから、燃費性能がクローズアップする現代において復権するというのは、同じく本質的には効率をよくするための技術であるターボチャージャー同様必然的な流れなのかもしれません。
マツダの直6、実現するならそれもやっぱり乗ってみたい。けどマツダだったらやっぱりおにぎりロータリーに……。
欲望は尽きません。