通常あり得ない展開の第67話

まずは目次サイトについて。先週末自宅で安静にしていなければならなかったのでちょっといじりました。
初めてここに迷い込んだ人のために書くと、私はハヤテのごとく!という漫画を非常に高く評価しています。かなり気が早いですが今世紀を代表するフィクションになると確信しています。なんでそんなに入れ込むのかというのが気になったら目次サイトからたどってみてください。
最強の物語 ハヤテのごとく!
タイトルが大仰なのでそのうち変えるかも知れません・・・


では今週の話を・・・


orz


えー。。。こういう話なのぉ???


いやぁ、かなりびっくりしました。昨日の日記で妄想バレしたように、今週はナギちゃんの逝っちゃっているチョコを主体にしたネタ満載のギャグだと思っていたんだよなぁ。まさかねぇ・・・
先週の黒いネタ手帳にあったホワイトデーになんらかのアクションを起こさなければいけないって話、そこでナギちゃんと西沢さんの二人をどうさばくかという興味があったんですが、儀礼上はさばく必要なくなっちゃいました。まぁハヤテ君がなんらかの選択をしなければならないことに変わりはないわけですが・・・


せっかく実時間と作中時間がリンクして、しかもバレンタインデーという「ラブコメ要素」を持つ漫画としては千載一遇の機会、しかも二週に渡ったにもかかわらず、メインヒロインをサブキャラにした。
このことは物議をかもしだしそうです。

  • ナギが無駄にしたチョコ67Kg

なんていうスレタイ思いつかなきゃよかったよ。ほんとに無駄になってるんだもんなぁ(笑)
まぁ確かにここでナギちゃんがハヤテ君にチョコを渡すといろいろ物語的に進め方が難しくなることは理解しているんですよ。でも、見せ場ですからねぇ。ラブコメだと思って読んでいる読者もたくさんいるはずですから(実は違うけど)。うーん。今回の話はいまいち評価低いかも。


気を取り直してポイント解説

  • 幽霊神父の言葉

えっと、ギャグだとは思います。しかも別に流して読める小さなギャグ。でも、密かにこの作品の根幹に触れたギャグです。
子供なんですよ。みんな。当たり前のことですけど。マリアさんも子供なんです。のびしろがあるんです。そういう物語なんです。幽霊神父も実はデザインされていたのかなぁとかこういうのを読むと思っちゃいますが実際の所どうなんでしょうか。もし咲夜ちゃんが当初のデザイン通りある程度の年齢の絶世の美女だったら、これを言うのは彼女の役割だったような気がしてならない。そのポジションが開いちゃったんでしょうね。

今日はどっちを先書くか迷った。何度も入れ替えました。。。
ハヤテのごとく!という作品で、今のところ唯一いえるはっきりとした「失敗」はマリアさんの性格付けだと思っています。2006/2/1の日記に書きましたが、幽霊神父はその失敗を取り返すために、連載途中にデザインされたこの作品では異常な状況の登場人物なのではないかと読んでいます。
今回の話でその失敗を取り返そうとしています。彼女は恋愛弱者でした。昨日書いた「ナギちゃんの参謀」にはなれそうもありませんorz
今回のサブタイトルにも実は驚いていて、これって元ネタあるんですかねぇ。こういう直接的なサブタイトルってあまりないですからね。ハヤテ君=マリアさんという一面が明らかになる話ですから。マリアさん参戦は昨日反転で書いたようなタイミングという事で読んでいるんですが、こういうのを見せられると自信が・・・そもそも物語終了XDayの予想も揺らぐ。完全に崩れる前に目次サイトに俺の妄想の世界でのハヤテのごとく!物語の流れを反転テキストでアップロードしとこうかなと思いますね。
そして、マリアさんの言葉について。ナギちゃんには西沢さんから本命チョコをもらったことを言わないで欲しい。当たり前なんですが、これが俺の言っている爆弾を炸裂させないための言葉だと思います。
俺の言う爆弾は「ナギちゃんの誤解」ではなく「ハヤテ君の鈍さ」です。前回の話で確信しました(笑)。ハヤテ君はナギちゃんが自分に惚れていると知ったときどういう行動をするかまるで読めない。一度絶対に誤解が発生しない局面で告白された西沢さんに本命チョコをもらって石化する男の子ですから。。。悪い人間ではないんです。悪意がないから始末が悪いんです。その悪意がない人間がお嬢様に惚れられていると気づいたらどうなるのか。いやぁぞくぞくしますな(笑)
それはそうと、最後にハヤテ君がマリアさんに渡したチョコレート、西沢さんからもらった物?そうだとしたらまた物議を醸し出しそうですけど(笑)ハムスターファンが暴動だ!
でも、気持ちは伝わってしまったわけですから、西沢さん一歩リードどころか唯一のスタートできた選手ですよ(笑)。今のところハヤテのごとく!のラブコメ要素は彼女一人で持っていると言っても過言ではありませんから!ええ、もちろん彼女の役割はそれだけではなく、この物語は彼女がいるから持っている、この先持たせることができると思ってますけどね。

  • バレンタイン話総括

ブコメとしての見せ場を放棄したハヤテのごとく!。この先いったいどうなってしまうのか。
今回ナギちゃんをサブキャラにしたのは、他の少女達とのバランスだと思います。最近だと2006/1/4の日記、それ以外にも何度も触れていることですが、ナギちゃんの成長速度が速すぎるんです。デザインされているのかも知れないけれど、他の少年少女達が置いてきぼり食らっているような気がしてならないんです。先週今週のバレンタイン話で、ナギちゃん以外の少女もパラメータをそうとういじりました。初めて出てきた初期値もあります。そこにナギちゃんを出すのは苦しかったのかなと。せっかく他の少女達のパラメータいじったのに、ナギちゃんのパラメータもいじったらまた面倒なことになっちまいますから。
俺の評価は低いけど、この二週は苦肉の策だったのかなぁと思っています。


それはともかく、先週の話は一般的に非常に評判が良かったようですね。少年漫画で切ない話ってのは意外と受け入れられるんだな。でもハヤテは切ないだけじゃうまく行かないと思います。第65話のような正統派ギャグ漫画のなかに切ない話を織り交ぜていくのがあるべきすがたなのではないか、目指しているところなのではないかと感じています。作品全体を覆っているのは切なさですけどね。最後の最後までギャグとパロディを忘れずに、未だかつて誰も生み出せなかったような物語を完成させて欲しいと思います。


ホワイトデー話の妄想ですが、ハヤテ君が相談するのは誰かと考えたら、サキさんが思い浮かびました。もちろん西沢さんからチョコをもらって悩んでいるとは知らずに受け答えをするわけです。結構面白いかも。そこで西沢さんとばったりってのはまだ早いだろうなぁ。
そんなことより、ホワイトデーの前にヒナ祭りと進級試験があるんだった。結構イベント盛りだくさん。年内にホワイトデーのイベントはクリアできるんでしょうか。
ああ、そういえば昨日「今年のホワイトデーは中止」って書いたな。中止中止。よきかなよきかな。


今日は一杯たくさん書いたから他のサイト見ても明日書くこと無いかも。といいつつバックステージで書いたこと全否定されていたりするかも知れない(笑)
ではまた明日。


忘れてた・・・
あのエプロンだけはゆるせねぇ!!あのエプロンをつけていいのは未来永劫ただ一人だけだ!!!


追記:いつものポリシーとは違い、今回は読んだそばからトラックバック送っています。ヒロインがバレンタインイベントのメイン張らないってどうよ!という想いがあるのでいつもより宣伝(笑)


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