雪の中物思いにふける第75話

さて、まずは・・・

  • 反省文

昨日予告していたというのもあるので書きます。
ハヤテ君がナギちゃんを女として認識するようになるのは意外と早いかも知れません。そうなると俺の妄想が結構ほころんでくるんだよなぁ(笑)
この作品があり得ない位ヒットするには作中である程度長い時間を過ごすことが必要だと思うんですよ。ハリー・ポッターがいい例で、あれは作中で七年という年月があることもヒットの要因の一つだと思うんですよ。
ナギちゃんが女になると物語の進み方が早くなりすぎるんじゃないかなぁと思ってます。

11ページまではスルーしようと思ったんですが一点だけ。
桂先生の上がり、渋すぎます。ゴンニーですか。そうですか。おれなら間違いなくホンイツは入れます。っていうかチンイツ。ええ、四索は切ります。無警戒。ノーケア。それに引き替えハヤテ君・・・orz
少年漫画の一コマとしては濃すぎます。ここはどこの近代麻雀ですか??
でも、忘れてはいけないことがある。そう、この漫画はネギま!ではありません。「ハヤテのごとく!」!!。ググらなきゃ。麻雀パイってどうやってググれば出てくるんだろう???
パロディじゃなければ畑さん本人か周りに麻雀がかなり好きな人がいるとみた。少年誌的には完全なオーバークオリティです。本当にありがとうございました。

  • 第一話のモチーフ

二通りの取り方があります。

どっちなんでしょうね。
一巻から読んでいる人から見ると、「ああ、怖いおにーさんか」と一目でわかるって言うのを狙っているだけかも知れません。


この話は前半は第十六話(二巻七話伊澄ちゃん初登場)と第一話が合わさったようなお話でした。
それはともかくとして、なぜここで第一話のモチーフが出てきたんでしょうか。


とりあえずここまででアップロード。妄想力を高めないと・・・(笑)

  • 短期予報

久しぶりに展開予想をしてみます。まずは短期。妄想バレなので一応反転。

ものすごい効いています。外伝。すごい布石です。あれがあるからいろいろ予想できるし、逆に予想も難しい。グインサーガで気軽に書いた一言をクリアするのに何巻もかかったって言う話を栗本薫氏が後書きで書いていたことがありますが、ハヤテのごとく!の場合はもうできあがった上であの話が書かれているわけで・・・どっちが優れているとかどっちが偉いとか言う話ではなく、資質の違い?ってやつですか。とりあえず書いて何とかする才能もすごいし、完全にがっちり組み上げる才能もすごいと思います。


さて、来週以降の展開を読んでみます。
まず選択肢は大きく二つに分かれます。
・ハヤテ君はヒナギクさんの家に行く
・ハヤテ君はヒナギクさんの家に行かない
もしかするとバックステージ辺りでもう答えはでているのかもしれません。が、私はまだ見ていない。それぞれの場合を予想するのもいいけどそれでは漢らしくない。


私は
・ハヤテ君はヒナギクさんの家に行く
を選んでみます。
その場合どうなるのか?


あり得ないくらい恋愛には疎く、さらには全く持って無神経なハヤテ君は、ナギちゃんにキスされた話をヒナギクさんにしてしまうんじゃないでしょうか?
そうなるとどうなるか?
ヒナギクさんは(作中では)ついこないだ自分の気持ちを殺して歩さんの恋の手伝いをしているわけです。たとえ相手が子供(ナギちゃん)といえども、その話を見過ごすことはできない。いったいハヤテ君はどういうつもりなのか問いつめるんじゃないでしょうか。
そしてそこにはもちろんヒナギクさん自身の心というのも入ってきます。せつねぇ。。。


そのことによって、ハヤテ君が今まで全く関心がなかった「恋愛感情」というものに向き合わざるを得なくなるんではないかと思ってます。その時、心の奥底に「お嬢様」がひそんでいることに気づいてしまうのかまだ気づかないのか・・・


ハヤテ君の「恋愛感情」が芽生えるというのは四月末までのどこかである話だと思っています。そうしないと外伝で

僕とデートしましょう


という言葉は出てこないんじゃないかと思うんですよ。今のハヤテ君に「デート」という概念は無いんじゃないでしょうか。


この予想の弱点は一つ簡単に思いつきます。
だったらホワイトデーイベントはどうなるんだ。
えーーーーー・・・さっぱりわかりません。
まさかハヤテ君落城?なんてことは、あるかもしれない・・・


そしてもう一つ。
どういう展開かはともかく、この一件でハヤテ君は「自分にとって一番大事な人は誰なのか」ということを改めて認識すると思います。だから第一話のモチーフを使っているのではないかと思っています。クリスマスイブに死を覚悟していた自分を救ってくれたのはいったい誰なのかを。それが例え勘違いであっても自分を救ってくれたという事実は決して消えません。
逆に、ナギちゃんから見てハヤテ君という人が、決して一番ではないけれど大事な人であるということは最近いろいろなところで描かれています。例えば「タイ」タニックのお話、例えばとらのあな編の落ちです。
私は、二人の間には「爆弾」が炸裂した位では揺るがない絆があることを読者に認識させようとするんじゃないかと思っているんですよ。そしておもむろに・・・(笑)
爆弾が炸裂した以上二人の関係は今までと大きく変わることになります。先週のキスは「爆弾炸裂前に少しだけでも思いを遂げさせてあげたい」という作者の登場人物へのささやかな親心だったのかもしれませんね。


今回の一連の話は靴の紐の前ふりからいって、ハヤテ君が久しぶりにあり得ない位不幸な目に逢うことは間違いないでしょう。でもそれはヒナギクさんからもてていることを責められるというサンデー読者の八割が「なんかうらやましい」と思ってしまうような不幸かも知れませんよ。
追記:反転の所に書いてもいみないだろうけど・・・
今回はナギメインの話になるという予想です。出てこなくてもメインは彼女。

にしても最近のマンガ、ネギま!といい、絶望先生といいもてまくる男主人公が多いような気がする・・・

  • 長期予報

さらに妄想度が高まります。反省文に書いたような話であんまり放置しておくと書く機会を逸してしまいそうなので今日書きます。

XDay(ハヤテのごとく!が終わる日を私はそう呼んでいます)についてです。なぜ2007/12/31と予想するのか。
2007/12/24にハヤテのごとく!の作品世界は始まってから三年を迎えます。その時にはナギちゃんは16才。出逢ったときのハヤテ君と同じ年になっています。そして学校はすでに卒業しています。それが大前提です。


さて、2007/12/24にはもう一つ大きな意味があります。
そう、読者から「年齢詐称」を疑われているあの方の誕生日です。そして人生の節目となる誕生日です。
その日に、おそらくこの物語では最後の「秘密の開示」があると予想しています。ジグソーパズルの最後のピースが埋まるんです。彼女の出生の秘密。それがその最後の1ピースです。
その秘密自体はサンデー読者の九割五分が予想できるような他愛ないものかもしれません。でも、作中でそれが明かされることによって、ついに「ハヤテのごとく!」という作品の作中世界が完成するのです。


その日、おそらく物語は最終回の様相を示すでしょう。もし彼女が主人公だったら間違いなく最終回です。でもこの物語の主人公とヒロインは別にいるわけです。少年少女たちにはそこから七日だけ時間を与えられているのではないかと考えています。その七日間には秘密の開示とかはなく、むしろそこまで作中で三年かけて築き上げてきた世界を壊すような方向ではないかと妄想しています。苦労して構築した世界を最後に崩すことによって初めて作品が完成する。そういう物語ではないかと思っています。
最後の七日間。それは感動の七日間なのかもしれない。笑いの七日間かも知れない。あるいは血の七日間なのかもしれません。
でも、一番可能性が高いのは「そんな七日間はそもそも存在しない」であることこらい俺だってわかってるよ!!


なんにしても、2007/12/24っていう日付が、この作品にとってはいろいろ都合がいいんですよ。この日に終わる方が逆に自然。そうではないと読んでいるのは私がひねくれているせいです。



今回は妄想炸裂でした。七巻発売時に書こうとしていることは物語の内容の話ではなく構造というかテクニカルな話なのでちょっとかいときたいなぁなんて思って書いてみました。


では、おやすみなさい


妄想もほどほどにね♪と思ったら・・・

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