第七十八話 がくえーんじゃびーじんさ〜 (学園じゃ美人さ)

サブタイトルはパロディのつもりです。なんのパロディかのヒントは私のプロフィールにあります。とはいえ、ものすごくターゲットが狭いです。その上検証しようがありません。さらにおれ自身もうろ覚え。そして元ネタ自体がパロディの可能性さえある。もうぐちゃぐちゃです。


二週間ぶりのハヤテですが、内容的にはつなぎの一話的に思えました。さてさてこの先どうなることやらという感じです。今週は感想いいかな?とか思ったけどまぁいつものようにポイントを挙げてやってみることにします。

このテーマいったい何回目だろう???だから感想もういいかなとか思ったりしたわけです(笑)
ハヤテのごとく!という作品を単行本で読んだ第一印象は「マリアさん音無響子さん」でした。しかし、マリアさんにはもうひとつポジションが与えられていました。単行本の中では「つっこみ役」とありますけど、もう少し幅を広げて書くと「冷静な傍観者」のポジションです。めぞん一刻でいうと、一・四・六のポジションです。物語にはからまないけれど話を面白くする役回りです。
ギャグ漫画の場合は「つっこみ」になります。つっこみ固定の漫画もあるしつっこみ持ち回りの漫画もある。ハヤテは比較的固定されていると思います。うる星はおおよそそれぞれの話ごとにつっこみ役が決まっている。絶望先生はまったく固定されていない。一話の中でもコマごとに変わるって感じ。
最近の漫画だと、たとえばネギまではこれも各イベントごとに変わっているという感じです。あるイベントでは当事者、あるイベントでは傍観者。
スポーツ漫画だとそのポジションにあてはめるとわかりやすいのが「実況者」です。漫画の中ではどんなにマイナーなスポーツでも実況があっても不自然では無いのが不思議でしょうがないです。まぁ最近はチームメイトやら友人やらに解説させている例の方が多いように見受けますけど。
漫画ではその「冷静な傍観者」的な立場のキャラクターが用意されていることが多いように感じます。小説ではあまりない。例外的なのが推理小説。ワトソン役がそれです。
「冷静な傍観者」がいるとどういうメリットがあるか。それは読者がその話全体を俯瞰しやすくなるところだと思っています。読者が話を追って理解する変わりに傍観者が理解してまとめてくれるんです。だからわかりやすくなる。
おれが推理小説を読みやすく感じるのはそのあたりなのかなとふと思いました。
漫画では一般的なのに小説では一般的でないのはなぜか。それは漫画の方が登場人物に感情移入しやすいせいなのかなと思いました。ある登場人物べったりな読み方をしがちになるので、全体を見通す解説者を用意しておく。理にかなってます。まっ、思いつきですけどね。熱っぽいしちょっとおかしくなっているのかもしれません(笑)


話が思いっきりそれていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。


ここのところ、「冷静な傍観者」=「つっこみ役」だったマリアさんを物語に戻す動きが活発になっています。その一環として、七十七話で「強烈なボケ」(ただし笑う方がおかしいはず)役に回りました。そして七十八話で、いきなり見たらハヤテ君が獣化しているのではないかと誤解するような状況をヒナギクさんにみつかりました。このままラブコメに巻き込まれてしまうのでしょうか???今巻き込まれるのはまだ早いとおれは思っているんだけどなぁ。
そして、未だ西沢歩さんのことで気持ちの整理がついていないヒナギクさんの心中やいかに。来週はどろどろの話になったりして♪



  • 一人でお留守番

これももういい加減飽きてきたので何も書きませんでした。前回の最終コマ。もうね、もうね、そういう作品なんですよね、ハヤテのごとく!は。可愛いから書いてみたとか、話のつなぎで萌え系のコマを入れてみたとかそういうことって実は少ないんですよ。
今回の話、ヒナギクさんとマリアさんを主軸にした話ももちろんあるだろうけど、物語的にはナギちゃんが屋敷に一人でいるということがより重要な意味があるのかも知れません。一人でいるときに何かが起こるってのももちろん考えられるけれど、もしかすると「一人でいる」という事実が後々になってから効いてきたりするのかも。
思えばハヤテのごとく!の単行本を買ったときは三巻までしか出てませんでした。その三巻を繰り返し読んでぶっとんで、異様な長文を書いてしまったんですよね。ところが、今読み返すと、最近の各話の方が直近のつながりという点では序盤とは比べ物にならないくらい強い。そしてたぶん長期的な話の流れに必要なことも仕込んであるはず。
もしハムスターでひっかからずにバレンタインで引っかかって単行本買ったとしたら六巻まで一気に読んでいたはずですよね。もし、そこでぶっとんでいたら自分がどういう状況になっていたのか本当に怖いです。この作品に早いうちに出会えて良かったですよ。ほんとに。



  • 誕生日企画をどうするか。

他の人の誕生日はスルーできますが、彼女の誕生日はなにかやっぱり企画しなきゃいかんかなと思っていたりします。彼女の存在はこの物語ではものすごく大きい。
基本的に前書いたことの繰り返しに終始するとは思いますが、元気なら前日の日曜日あたりに書きます。




なーんか職場でくしゃみがとまらなくなったりして嫌な感じです。仕事の山越えるとこれだからなぁ。人間て不思議だ・・・


では、今日はこの辺で、おやすみなさい。



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