ギリギリカラーの121話 そこで虎鉄ですよ

…とりあえずメールは返信しました。メーラーデーモン様から怒られてなければ届いているはずです。なんせメール読まないので…
2007/3/25に『ハヤテのごとく!』が拓く物語の新千年紀 「スーパーハイブリッド構造」とは何か?というのを書きました。それから最初の感想です。心の持ちようはかなり変わっていますが見た目は変わらないんでしょうね。その話は忘れなければ最後に書きます。


では、ここから感想とかいろいろ

口絵

アニメの絵がさらに原作に近づいているように見えます。そういえば東京アニメセンターでメイド服と制服が飾ってあったのを見てメイド服はマリアさんのだと思ったけれど制服はヒナギクいいんちょさんしか思いつかなかった。ナギも着てきているんだなぁ(笑)
しおりキャンペーンとな。どうしたものか。それよりクリアファイル。これはありがたい。今の職場クリアファイルを大量消費するですよ。ご多分に漏れず経費削減中でいろいろと不便があります。なので5冊くらい買って俺専用にしようかと思います。
…たぶんくびになる…

見開き

なるほど…。これはつらい。
でも通勤電車で読むサラリーマンには優しい仕様。角度を変えないと一瞬何の絵かわからないし、電車の中で丸めた感じで読むと胸のあたりは見えなかったりするし。

仮想今週の一コマ

当然
「正常な反応で…」
のところです。
その話は後にしよう。

ポイント

私を宇宙に連れてって♪

ナギは拍子抜けするくらい簡単に帰ってくると思います。それがこの漫画。ドラマチックに描ける場面をドラマチックに描いたりはしない。ごく普通の場面を感動的に描く漫画。と思っていると痛い目に遭うかも。

作者浮かれすぎ(藁

タオルまで作りやがったよ(w
浮かれている振りをしているのか本当に浮かれているのかはわからないですけれど恥ずかしいくらいの浮かれっぷりです。
作者がアニメにも関わっているとのことなので、もし畑健二郎さんが本気で浮かれているとしたらどういう構成なのかを考えてみました。
って、つい最近ここに書いたような気がするんですよね。過去ログくらい読め。っていうか自分の書いたことくらい覚えてろ!


えーっとですね。作中季節と実季節を極力合わせるという話が監督から出ている。しかし原作の『ハヤテのごとく!』という漫画ではまだ春にすらなっていない。ところが原作者がアニメスタッフにある程度のアドバイスをしているらしい。ということは…


年系列がばらばらになるんじゃないかな?


つまり、まだ原作で描かれていない季節の話は過去の話か未来の話がアニメで描かれる。で、その場面はアニメオリジナルにみえるんだけどいずれ原作でも描かれる。そういうことかな?
過去の話はともかく未来の話をやったら相当インパクトありますよ。この漫画の終了日付がいつに設定されているかはわからないけれど、もし俺の予想が当たって3年と1週間だったとしたら成長した登場人物が突然動き出したりする事があり得るのです。つまり、背が高くなったワタルくんや胸の大きくなったナギちゃんが動いたりするのですよ(笑)。
いわゆる原作厨は怒るでしょうね。ところが何年か経つと実際原作でもいつのまにかその姿になるんですよ。
もしそうなったら怖いねぇ。ハルヒみたいにして下さいって話がどっかに書いてあったけれどハルヒとは違って逆流もするんだから。トゥルーエンドに到達するにはいい方法だと思いますよ。直近の目的地が見えますからね。
でも、一番怖いのはアニメでトゥルーエンド直前の場面が描かれたりしたらってこと。十分あり得る話。


何でこんな話を書いたかというと、アニメが1年で終わるのなら最後のエピソードは今やっている下田温泉の話になるはず。だからオールスターキャストに近い状態になっているという面もあるんじゃないかな?ただ西沢さんの場面が描かれたからトレードオフでワタルくんが出てこない。ナギ・ワタル・ハムがそろうと物語がまた動いてしまうのでそれは避けたいんじゃないかと俺は思っています。
ただ、これが最終話だと98話がね…入らないかもしれないんだよね。もし秋とかに1年以上やることが決まったら翌年以降に回すかも知れないです。

爆弾炸裂

仮想今週の一コマで取り上げたコマ。ついに爆弾炸裂です。ハヤテが本音をナギに漏らしてしまいました。もう墓参りのことなんか忘れそうです。忘れないように伊澄ちゃんとの話で確認してくれてますけれど。
今回爆弾が炸裂する伏線はヒナ祭り祭りで張られていました。
虎鉄です。
ハヤテ君は世渡り上手。本音を隠してうまく立ち回る事ができる。悪く言えば嘘をついてその場を切り抜ける能力が異様に高い。そんなそつがない少年に本音を言わせるにはどうすればよいか。我を忘れるほどぶち切れさせなければならない。どうすればぶち切れるか。
そ こ で 虎 鉄 で す よ
虎鉄の役割はそれだけではないとも思うのですが、爆弾に着火するという大仕事をやってのけました。彼がいなければハヤテはいつものようにうまいことナギを言いくるめているはずです。


畑健二郎さんは妙なところにこだわります。この登場人物はこういうことはしない、言葉を換えればこういう属性だからこのフラグは立たないということに異様に厳しい。ついつい本音が…で済むところに理由を用意している。そしてその理由ができる場面も一つのストーリーにしている。こうやってスーパーハイブリッドコミックのストーリー部分ができあがっています。

まとめ

ナギと伊澄の過去話も出てきました。伊澄の母が「姉さん」と呼んだことの説明も終了しました。この旅の主目的は間違いなく墓参りでしょう。しかし宇宙に旅立ってしまった。それを解決するのはあの豪快なお姉様でしょう。妹はそこに絡んでくるのでしょうか?よくわかりません。
そして爆弾処理。この旅で解決するかも知れないなとは思っていたけれど意外な形で解消しました。ハヤテとナギの関係は旅の前後で大きく変わるはずです。ゴールデンウイークまでに解決しなければならなかったので間に合いました。
上の方にも書きましたけれど、たぶんこの話がアニメの最終話、あるいは中締めの話になるはずです。ならばこの話はハヤテとナギとマリアさんの物語のはず。それが『ハヤテのごとく!』に対する作者のこだわりです。






なんだかんだで毎週長文になっています。今まではこの漫画の秘密を解き明かすために書いていたような思いだったのですが、それがわかってしまった以上どうするか?感想や内容紹介では具体的には書きませんが全然かなわないと思っているサイトが多々あります。どうするよ??


バックステージはね、後書きみたいな物だと思っているんですよ。小説の。後書きもあるけれど解説もあるじゃないですか。他の人が書いたやつ。そういう物を目指そうかなとふと思いました。
解説って良く書けているのは本編より面白くて困ったりします。逆に何言ってるんだこの人はと思うことも良くあります。なんのかんのいってついていたら必ず読んでいます。
毎週本編以上のテキスト量で解説をしてるサイトということにしてみようかな。


次の日曜日はアニメの放送開始。それまでにDVDレコーダーの使い方をマスターしなければ…。


とりあえずはこの辺で。追記するかもです。


BS読んだ。
読者への挑戦状ですか?これは?なにか?CD買えっていってるのか?おい。こら。
買ってしまいそうです…。
また次回サブタイトル予告来たなぁ。気を付けた方がよい。






ハヤテのごとく!主要関連記事
2007/3/25 『ハヤテのごとく!』が拓く物語の新千年紀 「スーパーハイブリッド構造」とは何か?
2007/2/21 「スーパーハイブリッドコミック『ハヤテのごとく!』」
2006/9/17 初めて読む方への推薦状
2005/11/27 「トゥルーエンド」
2006/7/31 物語性についてのメモ(その1)2006/7/31版 1対1の作中人間関係
2006/10/5 第98話 伏線だらけの最終回 ヒナギク物語最終回
2006/12/25 ハヤテのごとく!結末予想とその根拠、まとめ(2006年版)
目次サイト 最強の物語 ハヤテのごとく!
2007/2/6 ハヤテのごとく!リンク集のリンク集