128話感想二日目 小学館の覚悟

今日は気が乗らないのでやめようとおもったのですが、昨日の記事へのコメントで書こうかどうか考えていることをそのまま書いて下さった方がいたので書くことにします。


小学館は、あるいはサンデーはハヤテと心中する覚悟ができたのかもしれない。作者がこの表紙をやりたがっても、出版社側に覚悟がないとOKは出ないですよ。ちょっとでも冷静な判断力が残っていればこれはやらない、と俺は思う。


と書くと、「サンデーはオタク向け雑誌になるんだな」と思う方が多くいらっしゃると思いますが、俺はそうは思っていないわけです。
今はそういう方向を狙った宣伝をしています。しかし、あるタイミングで方向性が変わるはずです。今年の秋から来年にかけてのどこかで。この作品の潜在能力を発揮する方向でのプロモーションが始まるはず。今の状況で大人気などといっていると身が持たなくなります。まだ本当のターゲットにはこの作品の存在は知られていないです。


この漫画が私の想像しているような売れ方をするのかは小学館のプロモーションにかかっています。いい物は売れるなどという甘い考えでは今の時代なにも売ることはできない。仕掛けをしないとね。
でも、仕掛けをするにはリスクがあります。金銭的なリスクもあるし、この作品の場合は他の作品に影響を与えてしまうというリスクもある。その反対に他の作品への波及効果も期待できると言えば期待できるのですけれど…。


とりとめがないですが、この表紙で私が言っている「ありえないくらい売れる」という状況に一歩近づいたかなと思います。とにかく、仕掛けなければ何も起こらない。仕掛けがはずれても仕掛けないよりは全然マシです。そして、この漫画の場合、その仕掛けがはずれたことさえもネタにできるのですから。


こうやって考えてみると、この漫画は本当にブラックホールみたいな存在ですよね。何があってもそれを受け入れてネタにすることができる。
そして、あの読み切りがもう一度世に出る以上、もう怖い物はありません。和解しようが何しようがあれだけは決して出版されないと思っていましたから…。
「あれ」が載る予定の本はこちらです。

まだ予断は許しません。<と勝手に俺は思っている。