132話 感想二日目

今日はこっちがサブコンテンツです。
バックステージより

いや、ホント外してもまったく問題ないくらい大したものではないのですが……。

と言われると余計に確認したくなるマニア心理を火田くんがわからないはずはない!

いやぁ、大人って難しいね☆

難しいのはいいんだけれど、ここにこういうこと書ける時点で既に何か間違えています。
やっぱり業界挙げての釣りだったのか!などと妄想してみる。


声優さんのおかげでキャラの設定が膨らんで生まれたという今週のお話。昨日のコメント欄にもちょろっと書きましたけれど、もし自分の漫画がアニメになったら絶対影響を受けると思っていたはず。なので、どんなに人気が出てもアニメになっても根幹は揺るがないようにいろいろな設定を小出しにして後戻りできなくしていたんじゃないかなぁ。
今はどう見てもヒロインに見えない女の子をくどいくらいに「メインヒロイン」と言ってみたり、XX漫画にはなりませんよなどと作中人物に言わせてみたり、この作者のこの作品に賭ける覚悟はそういうところから感じました。


バックステージのとある一言について、ゲームの戯言+α ハヤテのごとく! 第132話 感想で、

これを見た瞬間、tanabeebanat様が脳裏をよぎったん
ですよね。

とありましたけれど、そりゃまぁわたしだって脳裏をよぎりましたよ(笑)。どう解釈すればよいのかと。私の場合はひねくれているので勝手に「挑戦状をたたきつけられた!」と思ってしまいます(笑)。
最後まできっちりできあがっている物語なのに恐ろしく柔軟性が高い漫画だと思います。どんなストーリーもどんな設定も受け入れることが可能なんじゃないかと思います。ただし、ある人はある設定を受け入れることができないみたいな制約はあると思いますけれどね。例えばマリアさんが17才ではないとかね。


今までに少なくとも二回、この文章は私を想定読者として畑健二郎さんが描いているのではないかと思える出来事がありました。
最初はバックステージVol.49。これは…驚きました。ここには書いていない、作者宛に感極まって送ったファンレターがあります。その答えがこの文章なのではないかと…。「わかったようなこと書いてきたけれどこんなことくらい公開しても全然平気なんだぜ」と言われたような感じがしました。このバックステージがなければたぶん俺の結論は「この漫画は終わりが決まっている」で止まってました。
それもあって2005/11/18からの文章の想定読者を作者畑健二郎さんにしてみたんです。
次は、STUDIO VOICEのインタビュー記事。よくよく読んでみると脈絡無く出てくる言葉。この漫画は終わりの時間(日付)が決まっていると内心思っていた人はいらっしゃるでしょうけれど、たぶん最初に書いたのは俺だと思うし、俺はそれがこの漫画の切り札だと思っていました。でも、どうやらそうではなかった。切り札だったらこんなに早く切らないはず。


作者に読まれているってのは恐怖でもありますけれど楽しみでもあります。実際読まれているかはともかく、そう妄想するだけでもね。


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