アニメ18話を許せますか?

さくら日記 TVアニメ版ハヤテのごとく!第18話「レアカードは水着です」の感想
ヒナギク様をみてるっ!? ヒナギク様はゲームをやらないという主張


一つだけ予想してみましょう。こういうオリジナルストーリーは最低後二つ用意されていると思います。30話と40話。原作で節目の一話前にやる「サキさんのやぼ用」シリーズ同様、切りがいいところでオリジナルを入れるつもりだろうと…。


原作ファンには否定的な感想を持っている人が多いですが、アニメから入った人にとってはネタ満載で下手をすると今までよりも楽しんでいた人もいるように見えます。


大人らしい無難な言い方をすれば、どちらの感覚もよくわかります。原作を大事にして欲しいという思いは、他の人と同じくらい、もしかするとそれ以上に私は強く抱いています。それと同時にこのアニメを背後にある何かに気づかないで楽しんでいる人のこともわかる。そういう楽しみ方もあるでしょう。


この作品の場合、問題なのは…、いや、いいところは…と言い換えた方がいいかもしれませんけど…、原作者がそういう原作を改編するような行為に寛容すぎると思われるところです。自分で自分の作品の二次創作をしたいだなんて、冗談でも言えないでしょう、普通は。その感覚があるからアニメスタッフもかなり好き放題やっていると思います。
その原作者だって漫画では好き放題やっていいライセンスをゲットしたように見えます。いい例があの表紙でしょう。あれはさすがに驚いた。明日もどんな表紙になっているのか楽しみだけど怖い。お互いに好き放題やっているけれど、一応お互い敬意は払っているように思えます。


私はね、アニメ18話はまぁこれはこれでありだなと思いながら見ていました。10話ほどポカーンとはしなかったです。
毎週かかさず本放送を見るアニメって、めぞん一刻以来なんですよ。もう10年以上前だよね(ただしサザエさんは除く)。アニメを録画するなんて初めて。DVDを買うのももちろん初めて。
だから、まだ新しいオモチャを手に入れてわくわくしているような状況なんですよね。新しい機械を買うといじり倒したくなるじゃないですか。リモコンのボタンを適当に押してみたり、PCだったら箱を開けてどこに何がついているかカタログと見比べながら増設を妄想したり、そういう状況。仕様にミスがあってもそれはそれで「ふーん」とか言って流せる状態。不具合ですら「ひゃっひゃっひゃ、こーれおっもしれー」と狂った笑いで許せる状態です。
という話をすると私が18話を見ながら何を思っていたのかもわかると思います。


どうせやるなら、原作者による原作の世界を完全にぶっ壊したシナリオとかやったら面白いのに…。いや、やりかねねぇ。十分あり得る…。


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