ヤマグチノボル著『ゼロの使い魔 8 望郷の小夜曲』000

うわなにこの恋愛小説。恋愛小説耐性無いからきっついよ!


多分アニメよりは先に行っている話なので(1期は未だに見てないけど)改行たくさん入れときます。いつも思うことなんだが…これって意味あるのかなぁ…。
8巻のメインをもろにネタバレしているしまぁいいか。
























不覚にも感動した。ルイズが、あのルイズが、才人に会うためにはそれしかないと思い詰めて、死を決意するんですよ!どうみても恋愛小説(笑)。
で、それを止めようとするのは恋敵のシエスタ。これはもう恋愛小説(笑)。いや笑う所じゃないんですけどね。なんとなくね。こっぱずかしくてさぁ…。


才人がルイズの前から姿を消してから使い魔に戻るまでのお話。ルイズが頼っていたのはガンダールヴではなく平賀才人であることがはっきりわかるお話です。


さて、8巻はそれだけじゃない。7巻のラストで呈示された謎が形を持ちます。つまり虚無の担い手はゼロのルイズだけではない。そしてゼロの使い魔は才人だけではない。
一読しただけだと架空世界でのルールが破綻しているんじゃないかと思うところがあるんですよねぇ。私は割り切る読者なので面白ければいいんですが、気になる人は気になるだろうし、もしかすると作者が張っている伏線なのかも知れないです。


この小説もここで感想を書いている主要作品「ハヤテのごとく!」同様、最初からある特定のエンディングを目指していると感じています。実は妄想していたエンディングがあったのですが…。自分の妄想が8巻で描かれているのを読んでどうしていいかわからなくなりました(笑)。
虚無の担い手は残り一人、その一人はおそらく北の国にいるのでしょう。問題はゼロの使い魔。特に胸に印のある使い魔。心を操る使い魔なんじゃないかなぁ。ということは、ティファニアの使い魔がそうなのかもなぁ。


そういえばアニメ録画したんだった。見よ…。


今日はこの辺で。おやすみなさい…。