男3人の関係と女3人の関係は似ている

  • ハヤテ=ハム
  • 東宮=ナギ
  • 虎鉄=ヒナ



高尾山ハイキング編が終わってそんな感想を持ちました。


同じ人が書いているのだから似たような人間関係になることは当然とは思いますがなかなか面白い。
東宮=ナギ」はなんとなくわかると思います。へタレ。守ってくれる人がいる。そう考えると野々原がいなくなったことでこの先の展開を予感してしまう…。
「ハヤテ=西沢さん(ハム)」。貧乏超人と普通少女ですけれど、このメンバーを並べてみると似ている。お金持っていないし守ってくれる人もいない。


さて、物議を醸し出しそうなところに突っ込んでみましょうか?
「虎鉄=ヒナギク(ヒナ)」。あくまでもこの3人の関係でって話ですが、同性に好意を抱いてしまったという点で似ています(笑)。ヒナはそのことにとまどっていますが、虎鉄はそれを受け入れその方向に突き進んでいるという違いは大きいですけれどね。それがあるからこの3人の関係を見ると「ハヤテ=ハム」と思ったってのもあります。
ヒナがハムにときめいちゃった話なんてもう忘れている人もいるんじゃないでしょうかね?俺も忘れかけています…。(120話 12巻2話参照)


さて、高尾山ハイキングから話は逸れますが、別のメンバーでも比較してみます。

  • ハヤテ=ナギ
  • 東宮=ヒナ
  • ワタル=ハム

無理矢理感は否めません。
何が言いたいかっていうと、男性陣では東宮とワタルの方が主人公属性強いってことなんですよ。東宮は金持ちだけどへタレで、でも完全無欠の生徒会長に恋をしていますよね。ありがちな主人公。ワタルの場合は好きな女の子がいるのに相手にしてもらえず、でも実は身近過ぎて意識していない人といい感じになっちゃうんじゃないかなぁみたいな感じです。さらに上昇志向強いから主人公属性満載です。
女の子たちについては今さら書く必要はないでしょう。ヒナとハムのヒロイン属性は強烈です。
ところが、何度も書いているけれど、この漫画の主人公であるはずのハヤテには主人公属性がそれほどなくて、この漫画のメインヒロインであるはずのナギにもヒロイン属性がほとんどないんですよね。
そういう意味でも男性陣の人間関係と女性陣の人間関係は似ているなぁと思うんですよ。




さて、もうお気づきだと思いますが…。こういう記事を書くとどうしても漏れてしまう重要登場人物がいます。
マリアさん…。
ほーんと、マリアさんはわからない人でね…。私の引き出しの中からじゃ「XXのYYと同じ立場」みたいな事が言えないんですよ。
ハヤテのごとく!を読み解くにはマリアさんについて考えるといいのかもしれないです。