バックステージVol.159を読んで初めて畑先生を応援しようと思いました。
今まで応援していなかったのかよ!という突っ込みはあると思いますが忘れなければその話も含めて書いてみます。
バックステージ
今週のバックステージの後半について、感想サイトでもかなりとらえ方に差があるような印象を受けています。
んで、この日記の中の人であるtanabeebanatという怪しいおじさんはどう思ったのか?
ふーん。やっぱりそうだったんだ。
と思っちゃったんですよ。
なんでそんな風に思ったか?BS読む前に書いたこのサイトの感想から引用します。
だからね、バックステージの
そして、それは少しづつ具体的なものとなり
そのありったけの想いや願いを込めて描いたのが今週の……
サウナでパンチラな話です。
って読んでものすごく納得したですよ。そうか。迷っていたけれど、迷っているからこそ原点回帰したんだなと。
畑健二郎先生の心の内まではわからないけれど、私はそう思いましたね。だって、今週の話はそれまで何年も連載中の漫画の単行本を買わなかった俺を買う気にさせたハヤテなんだもん。
今までハヤテのごとく!という作品や、作者の畑健二郎先生を応援しようなんて思ってませんでしたよ。応援しなくてもそのままで十分行けると思っていたから。別にがんばらなくても何十年か残るような作品にはなると思っているから。むしろ応援なんて邪魔なんじゃないかとさえ思っていました。
人それぞれ差はありますが、この漫画の笑いは少なくとも俺にとってはツボです。大して漫画読んでないから割り引いて考えなきゃ行けないけれど、今まで「ツボ」に入った漫画家さんは、鴨川つばめ、江口寿史、高橋留美子の3人だけだったんですよ。そこに畑健二郎が加わるとは思いませんでした。
畑先生にはもう一つ、物語を作る力も持っています。98話、116話。いずれも、ほとんど蓄積がない状態であれだけの場面を作る力を持っています。
努力が無駄だとはいいません。でも、特に笑いの方は才能って絶対にあると思うんですよ。残念ながら才能が無い人間が努力しても才能がある人にはかなわないです。才能のある人が努力して、おそらく初めて「やばい作品」ができあがるんじゃないかと思っています。
畑先生は絶対才能ある。もし才能無いとしたら俺の眼はものすごい節穴と言うことになるからそれは困る(笑)。
実際問題こんな所を作者が読んでいるとは思っていないですが、書くだけはただなので書きましょう。
俺はハヤテのごとく!と畑健二郎先生を応援することにしました。
だって、そういう人がたくさんいた方が畑先生が迷うことも少なくなって、この作品が『トゥルーエンド』に到達できる可能性が高いでしょうから。たとえそのエンディングが気に入らなくても俺は受け入れます。でも、おそらく、気に入るとか気に入らないとか言う次元を越えたエンディングになると思っています。
バックステージの他の部分についても少しだけ触れましょうか?
昨日の記事で書いた前半のお話。やっぱり背筋凍るな。これ、小学館のチェック漏れじゃないよねぇ。普通こういう話は表に出さないだろう。俺が担当編集者だったら全力で握りつぶすね。間違いなく(笑)。
もう一つ表に出さないといえば大人の事情でエンドカードが没になった件。ライバル誌に連載中の漫画家ってのはやっぱりまずいのでしょうか?あるいは別の仕掛けを用意しているのでしょうか?
今までの常識では計れない漫画であり漫画家なのかなぁと…。
とにかく、畑先生は自分の決めた道をがんばって突っ走って下さい。たぶんそれだけで名作ができあがるはずです。応援しています。
俺もがんばってバグとか仕様漏れがないシステムを作ります…。