2007年12月3日 三千院ナギ 16才

漫画感想サイトみたいなことをしている割には普段誕生日企画とかあんまりやりません。私は醒めていて登場人物に感情移入したり、好きになったりすることができないので、架空の人物の誕生日を祝うという行為には抵抗があります。
ナギについてもそれは言えるのですが、彼女の誕生日には特別な思い入れがあります。


今から2年前、2005/11/23、私はハヤテのごとく!という漫画は、ある日付で終わることに気づきました。そしてそれを2005/11/27にこの日記に書きました。
気づいた理由は日付が終了条件なら、この漫画に私が感じた違和感のほとんど(当時はすべてかも知れないと思っていましたが…)を説明することができるからです。しかし、その日付がいつなのか?それは上記の記事を書いた時にはまだ予想できていませんでした。
その後私はハヤテのごとく!の終了日付は「2007/12/31」であると予想しました。その大きな理由が、ナギが今日、つまり2007/12/3に16才になるからです。


実は私は最初、今日2007/12/3が物語終了のXDayではないかと思いついたのですよ。理由は「なんとなく…」というものですが。なんかね、ナギが16才にならないときれいに終われないような気がしたんですよ。
当時、そしてそれは今も変わっていないですが、ナギはメインヒロインの一人でありながら、主人公から女性として意識されて無いじゃないですか。そんな彼女がメインヒロインになるためにはある程度年を取らないといけないんじゃないかと思ったんですよね。それがわかりやすいのが16才。つまり今のハヤテと同じ年です。
その後、物語が進んで、その仮説を裏付けるような展開もありました。
2つだけですが列挙してみましょう。

  • ヒナギクは内面はナギと似ているとハヤテに看破されているのに女性だと意識されている
  • 咲夜は女性らしい体つきなのにハヤテからはナギ同様「子供」だと思われている

これらから、この物語の中でハヤテから女性として認識されるためにはある年齢になることが必要だということができると考えています。
そのためにはやはり3年という歳月が必要なのではないか、今でも私はそう思っています。
しかし、それを否定するような材料もあります。

  • 物語の進行が遅すぎる

とにかく遅すぎる。これで3年もかかる物語だとしたらあと15年とか20年必要になってしまいます。
アニメやゲームを引き合いに出せばもっといろいろ出てくるのですが、それらはどうやら別の時空の話らしいので(バックステージVol.159より)考えないことにします。


もし、私の予想が合っているとしたら、作中で2007/12/3を迎えた時、物語が収束に向かっていることが誰の目から見ても明らかになっているはずです。そして、2007/12/24。ハヤテのごとく!はとりあえず収束します。最初はその日が終わりかなぁと思っていましたが、それだとナギが…。マリアさんだけがメインヒロインだったら間違いなく年はともかく12/24で終わるんですけれどね…。なので、私はそこから1週間この物語は続き、2007/12/31に終わりを迎えるのではないかと予想しました。


先ほども書いたようにこの予想の元になっているのが「2007年12月3日 三千院ナギ 16才」なのです。


16才になったナギはどんな少女に成長しているんでしょうか?そして読者はその姿を見ることができるのでしょうか?














以下、余談です。


今日の記事を考えていて「そっかー。2007/12/31説を唱えている以上、その日には何か書かなきゃな〜」と思ったですよ。
…………
あれ、その日って……。


ということなんですよ
つまり、もう既にその日書いているんです。で、この日で物語が終わるなんて話はかけらも書いていないんですよね。だって今日気づいたんだもん(笑)。
あー、だったらこの話でよかったじゃんか…。たぶん俺の一生で同人誌になんか書くなんて最初で最後なんですよね。その日がたまたま2007/12/31だったなんて天の配剤としか思えないのにねぇ。物の見事にチャンスを逃しました。抜かりすぎです。


なので、というか悔しいので、その日はオンラインとオフラインで連携をします。どっちか片方だけ読んでも意味は通じているけれど、両方読んだらまた違った意味が通じるようになるみたいな…。俺の脳内ではできることになっているんですが筆力がねぇ…。無理かなぁ。まぁやってみよう。オンライン用の原稿はこれから一気に今日書いちまおう。


そんなことを考えた2007/12/3でした。