日産GT-R、ニコンD3 エンスージアストの世界

昨日の忘年会(12月に入ってからの定例飲みはすべて忘年会というローカルルールがあったようななかったような)で、「GT-Rのすべて」を見せてもらいました。

自分でも買うんですけれど…。見てもいいのかと聞いたところ保存用にもう1冊買ってあって、もってきたのは平積みの一番上にあった読むようだということでざっと拝見いたしました。
なんでも予約だけで生産計画を上回っているとのこと。まぁこういう車の場合はそういうものなのでそれ自体は驚かないですけれど、最低でも777万円する車を買える人が世の中には割とたくさんいるんだなぁと思ったりしました。


それとは違う話で、昨日もアキバのヨドバシに時間つぶしに行ってきたですよ。上から下まで舐めるのですが、あの店で一番濃い空間は3Fのカメラ売り場なので何となく居心地がよくてそこに一番長い時間いることになります。アキバヨドバシで一番アキバっぽいところなんですよねぇ。
ニコンの新しいカメラの実機が置いてありました。ニコンD3
なんとなくカタログもらってきたけれど、このカメラ、ヨドバシで買っても50万以上するんですよ。(ヨドバシドットコムで\578,000)
そんなカメラですけれど価格.comをみてみると予約しても当分手に入らないような状況らしいです。もちろん買う人の中には本来のターゲットであるプロもいらっしゃるのでしょうけれど…。


カメラ趣味の場合、どういうのか知らないですが、車趣味で使う言葉を持ってくると、エンスージアストって言われる人は確かに存在して、そういう人は好きなこと、物のためには金を惜しみません。そして、例えば自分が使いこなせないような難しいものであっても、それをとりあえず所有し、いつかそれを使いこなすことができる自分になることを妄想するんじゃないかと思います。私はお金はあまり使わないですが(笑)、使いこなせないような物を手に入れたいという欲望は持っています。ただ、いざとなるとそういう物を買えないですね。安くてお手軽な物を買って後悔することが多いです。それが貧乏根性。


メーカーにとってはそういうエンスーは金に糸目を付けず買ってくれるありがたいお客様だろうけれど、そういう商品は決して数は出ないですよね。儲けるためには一般向けの無難で安価な商品を…ということになるんだろうな。
そう考えると「プロ」の数が多いカメラの方が車よりもそういうとがった製品が出てくる確率は高いんでしょうね。カメラ趣味、写真趣味ってのは機械だけを取ってみてもなかなかマニア心をくすぐります。はまるつもりはないですけどね(笑)。