中條 辰哉著『日本カジノ戦略』カジノ大国日本

日本カジノ戦略 (新潮新書)

日本カジノ戦略 (新潮新書)

いいことばかりではなかった。アマゾンリンクの挿入がうまくいかない…。


この本を読んでからすでに半年以上が経っているはずです。感想書こうと思って放置していました。つい最近掘り出されたので書きます。短いですけれどね…。
ラスベガスには行ったことがないけれど海外のカジノには2回ばかり行ったことがあります。言葉が通じないのはつらいね。ついついスロットマシンに逃げてしまいます(笑)。
前に『カジノゲームバイブル』という本の感想を書きましたが、カジノって実はそれほど儲けている分けじゃないんですよね。
関連記事:読書感想文『カジノゲームバイブル』ギャンブルとシステム
動く金が巨大だから巨額の収益があるだけ。お客はギャンブルをしているつもりだけれど、カジノ側は純粋にビジネスをしているという言葉が印象深かったです。


さて、日本にカジノを作るという計画ですが…。私は懐疑的です。なぜかというと、この本でも触れられていますが日本には実は既に庶民のためのカジノはたくさんあるからです。言うまでもなくパチンコ、パチスロブラックジャックとか対面で対戦するゲームは面白いのかも知れないけれど、スロットに限って言うとパチスロの方がカジノのスロットマシンよりも遙かにゲーム性が高くて熱い。最近はやってなから熱かったというべきか。
パチンコの合法性ってほんとよくわからんよね。合法って事になっているんでしょう?俺だってやっていた頃は普通に換金していましたからねぇ。法律難しい…。
それはともかく、日本にカジノを作ったら主要顧客はパチンコとかぶらないようにしないと。思いっきり富裕層向けに振らないといかんでしょうね。パチンコ屋には行く気にならないけれど勝負はしたいというお金持ちが日本にどのくらいいるのだろうか?
少なくとも私の周りには一人もいません…。