高千穂遥著『ダーティペアの大復活』軽い…

コールドスリープから醒めたら300万年経っていた。そんなお話です。
と、感想を書こうとしたのですがすっかり書くのを忘れていて読んでから時間が経ってしまいました。どうしましょ。
体裁としては今で言うライトノベルで、話の内容も読むのにかかる所要時間もライトノベルと言っても嘘では無いと思うのですが、この作品をライトノベルと表現している人はいるのかなぁ。
最後に読んでから20年以上経っているわけですが、雰囲気はそのまんま変わってないですね。


この作品のいいところは「危機感の無さ」だと思うのですよ。軽い。すべてが軽い。人の命も軽い。現実と虚構の区別がイマイチついていない人がみたら目くじらを立てるかも知れないのですが、それ自体がこの作品の魅力だと私は思っているのでどうしようもないです。