ナギの成長は不可欠なのか?

架空の杜 設定を慈しむ作品・設定消化に必死な作品
こちらにコメント頂いてそれの返事が本編へのコメントになっていると思うので違うところに…
ナギの成長は不可欠なのか?という問いが出るのは私が「ナギの成長は不可欠である」と言っているからなのですが、「使用人(かまい)たちの夜」をはじめとしていろいろなところで「ああ、ナギの成長は不可欠なんだろうなぁ」と思えるようなことが書いてあるんですよね。
むろんそれが巧妙なミスリードって可能性もありますが、素直に読めばナギが成長してハヤテから女性として意識されない限りこの話は終われないと思います。そしてそうなればナギはマリアさんの手を離れるということになると思うので、自ずとマリアさんがヒロインらしい振る舞いができるようになるんだろうなと思っています。


ナギが成長すると考えるといろいろ説明がつくんですよねぇ。
ただ、それを否定する材料がある。
あまりにも話の進み方が遅い…


ナギの成長を必須と考えると『ハヤテのごとく!』が1年の物語とは考えづらいのですが、この流れは1年で終わることを示唆しているように思えてなりません。


そこで、アーたんが登場しました。アーたん=もう一人のナギ。彼女を見て「ああ、これならナギは成長しなくてもいいのかもしれないな」と直感的に思いました。ただ、直感なので…。自分でもなぜそう思ったのか理由がわかりません(笑)。


私がやっている『ハヤテのごとく!』の読み方は直感を裏付ける材料を見いだすと言うことがベースとなっています。それができるとは思っていなかったのですが、おおざっぱなところは、それが正しいかどうかは別として説明を付けることができるようになりました。
でも、こういう細部はねぇ。説明を付けられるとは思わないし、もし答えがあるとしても、この漫画の場合作者に先に明かされるという可能性があるので…(笑)。