『ハヤテのごとく!』186話「THE END OF THER WORLD(9) もう届かない声で」感想 ハヤテの物語…… アテネの物語……
今週も感想が書きづらいことこの上ない。といいつつも長いと思います(笑)。
まとめ
今週は笑いの要素がなかったですね。と、思いきや…。
いろいろとあるみたいですが、今週は煽りがよかった。こういうのが苦手な人もいるでしょうが俺は好き。このセンスはいい。この緊迫した場面で日比野文のセリフ「なんか出ました」ですからね。
それはともかく、未だわからないことがある。これで過去編が終わりなのか、次週まるまる、あるいは前半あたりまで続くのかということ。BS読んだら書いてありそうです。
棺の中にいたのは悪霊の類なんですかね。飛行石のバックに出てくる絵に似ているので関係ありそうです。
アーたんはその悪霊に乗っ取られてしまっていたみたいですね。それはそれでありそうです。
ありそうですありそうですだけだとわけがわからない感想になりそうです。
さて、今週の話。
漫画内現在のハヤテは「あの時正しかったのはアーたんだ」と思っています。状況を見る限りそれに同感という読者の方が多いと思います。ところが、アテネはアテネで激しく後悔しています。自分のせいで、自分の言いたかったことが言えなくて、ハヤテは自分の元を去っていってしまった。
状況は1巻5話6話に似ています。決定的な違いは、この時のアーたんにはマリアさんの役割を果たす人がいなかったこと。言い換えるとアテネはひとりぼっちだったってことですねぇ。
アテネは大事な人を失ってしまった。
この話だけを見ると、こういっちゃ身も蓋もないですが別にどおってことはないです。さらに言うと、この時のアーたんがナギで、ナギと出会った時にはお互い記憶を失ってたみたいな話になっていたとしても「おいおい」とは思っただろうけれど、話としてはどってことない。私の理解できるの範囲内に収まります。
この漫画に怖さを感じるのは、アーたんはヒロインではないというところです。
186話でアテネの背後に出てきた悪霊みたいな物。アーたんがヒロインなら主人公のハヤテはそれと対決するという目的を持って生きていくことになります。でも、それはどうやら違うらしい…。もしかしたら初期の構想ではそうだったのかもしれませんけれどね。
この先、アテネが『ハヤテのごとく!』という物語にどういう形で絡んでくるのか、あるいは絡んでこないのか、未だ見えてきません。見えないけれど妄想はできるので、もし仮に肉体的に16才になったアーたんがハヤテたちの前に姿を現したらどうなるかちょっとだけ書いてみましょう。
昔を思い出していきなりキスをして周りを驚かせるのかなぁ。その時その場所に誰がいるかでいろいろなパターンが考えられるなぁ。ナギだったらまだわかりやすい反応をするだろうけれど、ヒナやハムだったらどうなるんだろうとか。伊澄だったらアテネの背後にある何かを見いだすのか中とか。
ロイヤル・ガーデンってのはいかにも異世界っぽい所なのに、登場人物たちは自由に行き来できるようになったりして。なんらかの条件がそろってそれができるようになるのか、なし崩し的にできちゃうのか……。
逆にアーたんが漫画内現在では登場しないとしたら…。そっちは全く読めないですね。
ロイヤル・ガーデンってのはなんなんですかねぇ。飛行石、学院、進み方の違う時計。まだ断片的にしか情報がありません。
とにかく、今週の話はアテネとハヤテの物語でした。しかし、『ハヤテのごとく』本編はハヤテとナギとマリアさんの物語のはず。でも、それでもたぶんこの過去編はこの物語で必要不可欠だったはず。
悔しいなぁ。わからない……。
そだ。こないだ書いたのですが、過去編が終わったら一度ここまでのまとめ記事を書いてみようと思っています。主にラブコメカットで見た『ハヤテのごとく!』の特異性をもう一度欠いてみようかなと。
前に書いたことはあえて読み返さずに書こうと思っているので(めんどうなだけともいう)、もしぶれていたら考え方が変わったということです。
それじゃ、眠いので今日はこの辺で。おやすみなさい。
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