中国食品産業についての個人的な憶測

かなり前の日経ビジネスの記事を読んだ時に思ったこと。思い出したので書いておきます。
肉のハナマサが苦境に陥り、店舗の閉鎖とか運営企業の変更とかがあったとか。その中には、今まで主に売ってきた中国産の食品をやめて(国産)日本産に切り替えたってのもありました。コストが安い中国産は、実際の安全性については俺はわからないので言及しないけれど、買う方の心理として敬遠されるようになってやむなく……ということだったらしい。


そういうことをやったのはハナマサだけかもしれないし、中国の食品企業には日本企業も多大な投資を行っているだろうし、そもそも中国の食品産業に占める日本輸出の割合がどの程度かもわからないのですが、こういう動きがあるとしたら、あちらでも苦境に陥る企業があることは想像に難くないです。


日本の製品だって昔は安かろう悪かろうと言われていたらしいから、いずれ中国でだって誰からも文句が言われないような物が作れるようになるのかも知れませんが、短期的に見れば、この一連の騒ぎはその産業で生計を立てている人たちにダメージを与えているように思います。