栗本薫著『グイン・サーガ 122巻 豹頭王の苦悩』

豹頭王の苦悩―グイン・サーガ〈122〉 (ハヤカワ文庫JA)

豹頭王の苦悩―グイン・サーガ〈122〉 (ハヤカワ文庫JA)

本屋寄ったらあったので買った。帰りの電車の中でさくっと読んだ。
後書き通り陰惨なお話でして…(笑)。もうね。シルヴィアには救いがないね。大事な人を振り向かせるために大事な人の辛くあたり大事な人から離れる…。いい話じゃないか。


物語が確実に終焉に近づいていることを予感させます。この物語には1巻冒頭に呈示された明確な終了条件があるのですから。他の伏線が未回収でもそこで終わってしまうのです。そういう終わり方はしないような予感はしていますけれど…。