読書感想文 若木民喜著『神のみぞ知るセカイ』 2巻
- 作者: 若木民喜
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/17
- メディア: コミック
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目次を見てびっくりした。図書委員の汐宮栞編。サブタイトルは
- FLAG.13 「大きな壁の中と外」
- FLAG.14 「あたしの中の……」
- FLAG.15 「扉を開けて」
- FLAG.15 「おしまいの日」
となっています。
こうやって並ぶとよくわかる。
- 大きな壁の中と外 (『あたしの中の…』に収録されていたらしい)
- あたしの中の……
- 作者: 新井素子,四位広猫
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/12/22
- メディア: 文庫
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- 扉を開けて
- 作者: 新井素子,羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 文庫
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- おしまいの日
- 作者: 新井素子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1995/04
- メディア: 文庫
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全然気づいてなかったよ。新井素子の作品タイトルじゃないか。
といいつつ、つい最近再読した『扉を開けて』以外は内容を全く覚えていません。いつか再読する日まで……
本編の感想というとかなり書くのが難しい。面白いですけれどね。この巻に収録されている中川かのんと汐宮栞は二人とも2面性を持ったキャラですねぇ。こころに隙間があるってのはそういうことなのかもしれませんけれど。
意外だったのは表紙カバー裏の漫画です。これ、サンデーにも掲載されていたような覚えがあるんですが気のせいかな?とにかく、攻略対象の女の子が記憶を失うというのが基本設定のはずなんですが、それが若干狂っている。そして、それこそがこの漫画の真のエンディングに直結する設定なのかも知れません。
短いですね。いえ、別にこれが特に短いというわけではなく、あれの感想が異常なだけですからね。
たぶん年内に2本異常な感想文を書くことになると思いますがまだそれは先の話……。
追記
すっかり忘れていた。再読して思い出した。
FLAG11 と 12って裏表じゃないですか。この構成は面白いです。んで、11話と12話で桂馬の表情が違うってのがまた面白い。漫画で描かれる表情ってのは第三者から見たものではなくて、登場人物たちの心象風景でもあるのかなぁ。
エルシィは恐らく攻略のためのツール、つまり攻略対象の女の子にやきもちをやいてもらう役割も持っているので、当面の間は攻略対象にはならないと思いますがラスボスだとは思うのでいずれは攻略することになるんでしょうねぇ。