歌って映像と一緒に覚えている

この話の元ネタの

も読んでみた。動画も今聞いている。カノンコードの話じゃないんだね。まぁおそらくは多くの人が心地よく聞けるコード進行って限られているんじゃないかなぁと思ったり。いや、よくわからんのだけれど(笑)。
カノン進行で検索すれば出てきますが、俺の耳でこれはきっとそうだろうと思うのは藤川球児の入場テーマ、リンドバーグの「every little thing every precious thing」と、ハヤテのごとく!3クール4クールのオープニング、KOTOKOの「七転八起☆至上主義」でしょうか。この2曲は何カ所も使っているような気がします。
話を戻します。それと同じで多くの人が心にしみると感じる歌詞ってのも実は限られてるんじゃないかとも思います。
冒頭に挙げた記事で紹介された失恋(笑)。むろんそれはある。俺はオフコース好きなんで、「心はなれて」なんかはたまらんし、プリンセスプリンセスの「M」も油断していると涙ぐむ。
でも、そうではないのに心に来る曲もあります。たとえば中島みゆきの「時代」。大塚愛の「さくらんぼ」。などなど。で、物語論的な物をここに書いていて初めて気づいたんですね。歌も「時間の流れを感じさせる歌詞に感動する」ものなんだってね。
その道具の一つとして、出会いから別れという時間経過を描ける失恋の話がこころにしみやすいんじゃないかと思います。


さて、ここからが記事タイトルと関係ある話(笑)。たとえばね、友だちがこういうんですよ。「Globeの『DEPARTURES』いいよなぁ。この歌聞くとスキー行きたくなるよなぁ」ってね。
おいおい、それは曲じゃなくてCMじゃね??
と突っ込みます。ええ。力一杯突っ込みますよ。
他にも山下達郎の「クリスマスイブ」も我々の世代にとってはそのパターンです。最近CMで流れている曲だと中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」なんのCMだか知りませんが、私の中ではカップヌードルのCMに自動変換されています(笑)。
音楽って映像とともに覚えている事が意外と多いです。そういう意味でドラマやアニメの主題歌とかCMソングって長生きすることが多いんだろうなぁ。


余談ですが、小室哲哉が作った曲で一番すきなのは渡辺美里の「My Revolution」です。シングルのレコード買っちゃったもんね。当時。この曲もドラマの主題歌なんですよねぇ。セーラー服通りっていう女子高校生3人が漫画家目指す話。原作も漫画かな?でもドラマは1回か2回見ただけ。なのに曲は聴いた瞬間やられちゃいましてね。速攻レコード屋行った。この曲は映像とセットじゃないよなぁと思ったんですが、Wikipediaみたらかなり正確に覚えていたことが判明してドラマの影響かも知れないなとも思いました。でも、ドラマのあらすじ覚えてないんだよなぁ……。漫画原作じゃなくてメディアミックスだったのかぁ。