読書感想文 竹宮ゆゆこ著『とらドラ6!』

とらドラ! (6) (電撃文庫 た 20-9)

とらドラ! (6) (電撃文庫 た 20-9)

感想を書こうとして気になるところを読み返してみたんですがねぇ。わかんないんですよ。ええ。恥ずかしながらわからない。もう一度全部熟読しないとわからないですね。


この作品、非常に読みやすいです。ささーーっと読めちゃう。それだけに読み落としが多い。あとになって「あれっ」って思うことが多いんです。中学生高校生が読書感想文を書くのにはお薦めできない難しい小説だと俺は思います(笑)。いや、まじで。まじですよ。


6巻は北村の話。そして、北村のために大河が体を張る話。
いやね。ちょっと思ったんです。この小説に出てくる男キャラって魅力的なんですけれど、もしかするとこれは女の子が妄想する男の姿なのかも知れないなぁ〜なーんてね。
男が妄想する女の子を描いた作品ってのは俺の眼に触れるところにもたくさんあって、そう言う作品で描かれている女の子を見て「キモーい」って思う女の子がいるのはなんとなく理解できます。逆に、『とらドラ!』で描かれている男の子を見て「キモっ」って思う男の子がいても納得できるかも知れません。
自分の周りにそう言う人がいるって事じゃないんですけれど何となくそう思いました。自分の周りにはそういう感想を持つにはあまりにも擦れてしまった人しかいないような気がする……。


今回の話で一番わかんなかったのは実乃梨と亜美の関係なんですよねぇ。そこがわかればいろいろ書けたと思う。とにかく、当初は大河と実乃梨のダブルヒロイン。その後大河と亜美のダブルヒロインに移行して、ここで大河、実乃梨、亜美のトリプルヒロインになったのかな、という感想を持ちました。


次の感想まではちょっと間が空くと思います。早く最後まで読んで途中から録画しているアニメを見てみたい。そしてまとめの感想を書きたい!