漫画、アニメ、ライトノベル感想サイトの中でのこのサイトの位置づけ

今日はアニメ感想3本ってこともあるし、ハヤテ感想サイトっていう枠組みで見た場合最近盛り上がりに欠けるという噂もあるし、再確認という意味でつらつらと思うところを書いてみようと思います。


俺自身は遅れてきたオタクです。本来違う分野のオタク。漫画やアニメにはもともとそれほど興味を持っていなかった。最近触れた世界なので新しいオモチャを手に入れた子供みたいな感覚で頻繁に感想を書いているけれど、興味の方向性として漫画やアニメと組みになっているらしいゲームとか同人とかにはさほど感心がありません。


特に同人に興味がないってのはたぶんものすごいハンデになっていると思います。なぜかというと、同人に興味が有れば「同好の士」と積極的にコミュニケーションを取ろうとするのではないかと思うのですよ。それがないから自己完結型の感想になってしまうんだろうなぁと思うんですよね。
しかし、そればっかりは興味なので言われて変わるような物でもない。もしかしたら漫画やアニメみたいに将来自然に興味を持つようになるかも知れませんが、それがいつなのかなんてことはわかりません。


コミュニケーションを取ろうとしていない以上、コミュニティの必要性を感じていません。
ハヤテ感想サイトという狭いくくりで言っても、ハヤテのファンだけが集まるところを自ら盛り上げていこうという気概はないんですよねぇ。2ちゃんねるあたりで名無しで書き込みするくらいがちょうど良いんですよね。


でも、恩返しはしたいという気持ちは持っている。もし、ハヤテを代表とする漫画やアニメ、そしてライトノベルの感想をここで書かなかったら、決してこうはなっていないでしょうから。
そのためにここができることってのは、まだ「少し興味がある」っていうレベルの人を「興味がある」に引き上げることだろうなと思っています。


なぜなら、ここはおそらく他の漫画やアニメ、ライトノベルの感想を書いているサイトの中では特異な属性をもつ読者に読まれているからです。推測ですが、年間通して考えてみると読者の2/3はそういうサイトを積極的に読もうとしたことがない人で占められている。
ほとんどの人は必要な情報だけを入手して帰っていきますが、極めて少数、目的の記事を入り口にして別の分野の記事を読んでくれるようになったり、さらにはリンク先の他のサイトを見に行ってくれたりしてくれるのではなかろうか?そう思っているんですよね。


確率的にはものすごく小さいと思いますが、それでも、他のサイトでは決してリーチできない読者層にリーチするすべを持っているという強みは生かせるのでは無かろうかと思っています。


個人的にも2005/11/27とか2007/2/21の記事を読んでもらうことを目的にして読者誘導を試みています。恩返しという意味合いより自己満足の方が強いんですけれど、結果的に恩返しにつながるかもしれないなぁとも思っています。