アニメ『ハヤテのごとく!!』(ハヤテのごとく！2期) 6話「おまえンち」感想ヒナギクさんの物語

今週もまず原作を知らない人が読むという前提で感想を書いてみますがこの話の場合はそれってすごく難しいですね。
話自体は主人公がからむラブコメなのでわかりやすいです。ヒナギクさんの微妙な心の動きが見所でしょうね。
しかし、この話はすでに原作のコミックスを読んでいる人には「なるほどなぁ」とわかるのに読んでいない人にとっては「伏線？」って思うような場面が用意されています。
普通ならこのあと驚愕の(笑)事実が読者に明かされるのですが、この漫画の場合は先に作者がネタバレをしてしまう傾向が強いです。ヒナギクさんの物語はヒナギクさんの物語でこのアニメの時間軸の中で動いているんですよねぇ。

そういえば、アニメ２期でハヤテの不幸体質について触れられたのはこれが初めてかも知れませんね。普通に生活していてもどんどん不幸になっていく主人公です。当然この後もいろいろなトラブルに巻き込まれていくはずです。
人の不幸は密の味……(笑)。

以下、原作既読者向けの感想です。

うーん！麻雀の場面無かったか！あの場面は見たかったな。高校生が雀荘に行ってはいけませんというきれいごとなお約束があるんですかねぇ。
ヒナママは若いモードで登場です。そりゃそうだろう。キャラは原作通りだった。あとまぁ文母も出てましたね。この時は作者自身もこれから出てくる登場人物の母とは思っていなかったわけですが……。

オープニング直後の場面、このまま絶望先生のパロディをやるのかと思った。あっという間に終わったけれど。ナギが首をくくるのはまずいだろう。たしかに。
不幸を加速させていく場面は原作よりよかったかもしれない。リアリティはないけれど面白かったです。でも、残金0にしたのはなんでなんだろう？12円だとなにかまずかったのだろうか？
ここで12円になるのは物語冒頭との対比なんですよねぇ。あの時のハヤテには助けてくれる人なんていなかったから(少なくとも本人はそう思っていたから)犯罪を企てたわけで、今もハヤテ自身は助けてくれる人なんていないと思っているけれど、今回はヒナギクさんに助けられたんだなぁ。

マリアさんの制服姿は原作の方がインパクト強かったです。無駄に吹いたもんなぁ。アニメで見るとそこまでの破壊力がない。なんでなんだろう？眠いせいかな？慣れると面白さが減るのかな？いや、今原作を思い出しても笑えるなぁ。何が違うんだろうねぇ。

来週もお泊まりですね。ヒナギクさんの家の話はよかったですね。ヒナの性格が実は雪路に通じるところがあるというのがわかるところなのでそれが原作より誇張されて描かれているように思えました。
さて、この後……。二人きりの夜が……。そして、俺の大好きな81話「輪舞-revolution-」が待っています。ラブコメとして読むと今までのハヤテの中で一番好きな話ですね。再来週かなぁ。
そういえばバレンタインデーにもらったチョコのって出てきたっけ？出てこなかったような気がする。地味だけれどあの描写は好きだったんだよなぁ。ちょっと残念。
っていうのを自分が書いた感想を見て思い出しました。

2006/9/16 コミックス８巻感想２日目

原作をそのままなぞったラブコメをやっていますがなぞらないと破綻するからしょうがないですね(笑)。だってまだ何の決着もついていないんだから。でもハムヒナはそれぞれ自分の気持ちに一度決着はつけているんですよね。それがアニメになるとどうなるのか、今から楽しみです。

夜更かしすると具合悪くなりそうなのでいい加減寝ます。日記の続きは起きてから……。