Windows 7 は「最後のWindows」になっちゃうのかもね。

書きたいネタもないので前に書いたような気がするけれどなんとなく……。


職場でも自宅でも現状Windows XPを使っていて何ら不満がありません。古いPCなんで重い処理、たとえば動画の再生とか録画とかをさせるとファンがうるさいってのはありますが処理自体は問題なくできる。普通にテキストを書いたりネットをうろうろするんだったら何の問題もないです。
積極的に買い換えようと言う気になれないんですねぇ。


地デジ対応で買い換えようかと思ったのですが、録画が面倒なのでやめました。今のアナログチューナーで実用上は十分です。
それ以外に買い換えの動機として何があるかなぁと考えるとね……。やっぱ64bit版がメインになってそれを手に入れるためにバージョンアップをするという以外に思い付かないんですよね。


メモリがふざけた値段になって安価に大量につめるようになったのに32bitの壁があるから大量に搭載しても素直には使えません。64bitOSならその壁を破れるから世界が変わるかも知れないなぁと思っています。


思い返すと、PCのOSがバージョンアップすることで一番劇的に世界が変わったのは、日本ではWindows95でしたねぇ。Windows3.1では費用がかかる上にとても面倒で微妙な作業をしないと搭載できなかったTCP/IPプロトコルスタックが標準で搭載されましたから。むろん、それによって、TCP/IPプロトコルスタックを提供していたベンダーは壊滅したという恨みはあります。ついでにIPX/SPXを使う理由が無くなってそのプロトコルで使っている人が多かったNetwareが事実上終了したのもTCP/IPプロトコルの普及ってのが大きかったんじゃないかなぁと思います。
そしてさらに32bit化ですよ。まぁ「中の人」的には苦労もしましたけどね。16bitアプリを大量に抱えていたので(笑)。




しかしまぁ、俺はそう遠くない将来、ほとんどのユーザーはOSを意識しない世界がやってくるのではないかと予想しています。ネットにつながってブラウザが動けばそのプラットフォームはなんでもかまわないという世界がやってくるんじゃないかなぁ。少なくともGoogleはその世界を実現させようといろいろタネを撒いていると思うんですよね。
家電の世界と同じですよ。その世界では各メーカーが独自性を強調して自分のところの製品が優位だという主張をしますけれど、多くのユーザーにとっては、買う時に比較する時以外には意味がない差異ってことが多くなるんじゃないかな?


Windows7 が最後のWindowsと呼ばれるようになったりしてね……