トラブルシュートはつらいけれど楽しい

お客様に呼ばれてしまった。なんかいろいろ出てきたらしい。メールだけではわからなかったので実際に現地で対応してみた。


1つはその場で治せて、もう1つは有名なあの言葉「仕様です」だったけれど、あとの2つはもう1日かけてゆっくり対応になりました。
そのうち1つはすっごく渋いトラブルだった。データの問題。最初からデータに山を張って調べたから見つかった様な気がします。いわゆる地雷でした。俺がそのアプリに手を入れる遙か前から仕込まれていた。


データに問題があってもデータを治せばいいだけだから簡単じゃん、と思われる向きもあるかも知れません。そういう問題じゃないんですよね。そもそもそのデータはどうしてできてしまったのか?いつできたのか?今後できない保証はあるのか?もし今後もできてしまうのならその対処はどうするのか?ってところまで考えないと「対応した」とは言えません。
調査の結果、今回のデータはおそらくは移行の時にできてしまって、今後そういうデータができることは絶対にあり得ないことがわかったのでまだよかったですけれど、それでも本番で動いているデータを手作業でUpdateやDeleteするのでさすがにちょちょっと片手間でってわけには行かなかった。テスト環境で実験して本当にそれを修正すれば治るのかを証明してから本番システムの負荷が軽い時に実行してすぐにお客様に確認してもらうっていう流れになるはずです。


トラブル対応って嫌な仕事ではあるけれど、得体の知れない現象の原因がとても単純だったりすると叫びたくなりますよね。今日も実際叫んだ(笑)。どこにトラブルが潜んでいるのかわかる嗅覚みたいなのって絶対あると思うしねぇ。
でも、今回のは、得体の知れない現象が起こっているアプリに極力触りたくなかったってのもあってデータから攻めただけなんですよね。変態的な動きをする画面なので……。


解決して気分はよかったけれど、疲れた。