ハヤテのごとく!231話「Beyond the Bounds」感想 ヒナギクとアテネ
そっかー!ヒナかぁ!ヒナとは思わなかった!!!想像の遙か斜め上空だった!
いつの頃からかハヤテの感想は
- 扉絵とか広告ページとかで何か有れば一言
- (仮想)今週の一コマ
- ポイント
- まとめ
という流れで書くようになりました。初めてこのスタイルで書いたのはいつかなぁ。気になって調べ始めると時間がかかるんだよね。うーん……。
追えなかった。っていうか諦めた。
まぁ、いきなりこのスタイルになったわけではありません。いろいろとやってみてなんとなくこのスタイルに落ち着いた感じです。
人それぞれ同じ本を読んでも違う感想を持つように、人それぞれ書きやすい感想スタイルってのは違うと思います。最初は他の人の模倣から入っても書き続けるうちになんとなく独自のスタイルになってしまうんじゃなかろうかと思います。
俺が『ハヤテのごとく!』の感想を書く場合このスタイルが一番書きやすいんですよね。でも、このスタイルを他の作品に応用できるかというとそれほど簡単な話ではないです。今日はこういう話を書こうと思ったので『境界のRINNE』の感想をハヤテスタイルで書いてみました。今週はうまくいった。でもうまく行くとは限りません。『ハヤテのごとく!』だってこのスタイルがうまくはまるときとはまらない時があります。でも、はまる確率が高いからこのスタイルに落ち着いたんですねぇ。きっと。
今週の、231話「Beyond the Bounds」は、まさにこのスタイルにはまる話です。感想書きやすそうです。ええ。まだ書いてませんよ。これからです。書き始めたら詰まったりしてね(笑)。
では、以下長い枕よりも短くなったりするかも知れない『ハヤテのごとく!』231話感想です!。
- 作者: 畑健二郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: コミック
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コミックス20巻表紙
20巻かぁ。もうそこまできたんだなぁ。まだまだこれからでしょうけれど。巻きを入れない限り短く見積もっても50巻は越えるんでしょうね、この漫画は……。
今アマゾン貼って初めて知りました。表紙が出たんだ。ハムヒナっぽく見えるぞ。7/17(金)発売ですか。三連休の前日だな。ゆっくり感想が書けるけれどアニメの感想とかぶるな。さて、会社の昼休みにいそいそと買いに行こうか。でも、こういう日に限ってみんなから食事一緒に行こうって言われるんだよなぁ。それでも帰りにいそいそと本屋に行っちゃうけどね(笑)。
仮想今週の一コマ
15ページ目(P191)のヒナギクさん。
こんな表情で笑うんだぁ。ヒナギクさんも吹っ切れたのかな?116話以降の西沢さんみたいです。
あと16ページ目(P192)の1コマ目のヒナギクさんもだな。吹っ切れてるよねぇ。セリフさえ無視すればねぇ。
ポイント
王さまゲーム
美希が切ない。王さまゲーム関係ないけれど切ない。キスはしたのか?
旅の途中
そうなんだよねぇ。旅はまだまだこれからなんだよねぇ。年内いっぱいくらいまで作中のゴールデンウイークは続くのかも知れませんね。
旅先から立ち去る時って何とも言えぬ寂しさが残りますね。
ハヤテの逡巡
あれ?これは物語的な都合?それともキャラの成長?どっちなんでしょうか?
ハヤテのキャラは言ってはいけないことを言ってしまい地雷を踏むところに特徴があります。今回はそれをやらなかった。
飛行石
まとめで
アーたん、またはアテネ
この単語でハヤテはあの女の子のことを思い出す。あとはまとめで……。
まとめ
わかってるのよ。わかっているんだよ。この漫画の主人公はハヤテであって、メインヒロインはナギとマリアさんだって事はわかっている。作者も何度もくどいくらいに書いてますよね。理性ではわかっているんだよ。
でもね、でも、もーね……。
なにからいきましょうか。まずは美希の話かなぁ。
美希のヒナに対する感情は虎鉄のハヤテに対する感情とは微妙に違うように描かれているような気がします。同性への思いと言う点では一致していますが美希のヒナに対するそれにはより憧れ的な意味合いが強いように思えますね。
これはもしかすると作者の性別が影響しているのかも知れません。畑健二郎さんは様々な情報を総合するとどうやら美少女ではなく男性らしいので同じ男性には容赦がないのかもしれませんね。
サブヒロインとサブキャラの話なのでこの先もあまり深くは描かれないかも知れません。でも、可能性としてはこの2人の関係が物語のパラメータ調整に何らかの役割を持たされていることも考えられます。そればっかりは作者でないとわからないです。
ヒナと美希の話も、ハムとヒナの話と同様に『ハヤテのごとく!』を構成するストーリーの一つであることには間違いないでしょう。
次に飛行石(王玉)の話です。
ここまでの話を総合して思うのは、王玉というのは1種類しかないけれど、人それぞれ、この石の持つ意味合いは違うのではないかと言うことです。同じ漫画やら小説やらを読んでも人それぞれ持つ感想は違うのと似ているっちゃ似ている話。もし仮に同じ効果をもたらすとしても、その効果の結果まで評価をすると人によって全く違う意味を持つアイテムになるって事はありますよね。
まだまだ情報が少ないのですがそんな印象を持っています。
マリアさんだけではなくてナギも石のことは知っていました。ナギは母からこの石のことを聞いていた。ゆっきゅん(三千院紫子)は王玉を「絆の石」として捉えていました。ナギはあくまでもそう教えられただけです。
さて、いよいよ本題、と言ってもいいでしょうね。アテネ。つまりアーたんです。
まず細かいところから行きます。
ハヤテが「ここが…アテネ…」と言った時にナギが反応しています。俺はこれ別に伏線的な反応ではないと見たのですがどうでしょうかね?
話は前後しますが……。扉絵です。
うーん……。わかんねぇ……。
ここだけ見るとまるでヒロイン交代の現場を見ているような錯覚を覚える。
遅れてきたヒロイン。そんな印象を持ちました。
まとめ冒頭でも書いたように、俺自身理性ではナギとマリアさんがメインヒロインであることは理解しています。たまーにハムスターがメインヒロインではなかろうか?とか、いやいやヒナギクがとか思うこともありますけど、この漫画にはまってからはそのことは理解している。まだサンデーだけで読んでいた時代にはヒナ登場で「メインヒロイン交代だな」と勝手に理解したりしましたけれどね(笑)。
なんなんだろうねぇ。このアテネっていうキャラは……。まだ全貌が見えていないから魅力的に見えるのか、何かを直感しているから魅力を感じるのか俺にもわからん。とにかく、ヒロインの匂いがするんですよ。でもヒロインではないと言うことがわかっているこの難しさ!
そして、冒頭の話に要約戻ります。
そっかー!ヒナかぁ!ヒナとは思わなかった!!!想像の遙か斜め上空だった!
天王州(アテネ)。その人の名前が『ハヤテのごとく!』の物語が進行している時空でその登場人物が口にするのは初めてです。しかし、それがヒナギクさんだとは夢にも思いませんでした。てっきりゴールデンウイークのすったもんだの後、2人は正義の味方と悪の女王という役回りを演じる物だと思っていた。細かい設定については近々、下手すると今週のBSで明かされる事になると思うのですが、アーたんはもともと白皇の生徒で一時的に休学していたみたいな話なのかなぁと……。
しっかしまぁヒナだとはなぁ。びっくりですよ。
ゴールデンウイークも佳境。っていうかまだ佳境。ようやくアテネ(地名)編。暫定最終回までどういう感じで物語が進むのでしょうか?
も り あ が っ て ま い り ま し た !
などと書くと実は醒めてしまう俺がいるわけだけれどね(笑)。
今週はこの辺で……。意外と時間かかっちゃったな。予想よりも長かったからしょうがないな。
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