ハヤテのごとく!236話「一を聞いて十を知らない」感想 もうどうなってもいい!



オタクってのは一を聞くと十のいらない情報を返す体質があると思っています。俺の周りにはそういう人が多いです。自覚はないみたい何だよねぇ。俺自身は違いますよ。自覚してないもん。
そんなどうでもいい話はさておき……


先週の記事

アテネエンドでいいじゃん。むしろアテネエンドがいい。いや、そうでなくてアテネエンドであるべきだ!とね(笑)。

とか書いたんだけれどさぁ、今週のを読むと全然印象が変わるんだよなぁ。


ヒナギクエンドでいいじゃん。むしろヒナギクエンドがいい。いや、そうでなくてヒナギクエンドであるべきだ!


これはちょっと切なすぎる。いろいろと切ない。


時間がないのでつらつら書きます。
まず、扉絵から。マリアさんか。久しぶりの様な気がする。こうやってみると私服のマリアさんは可愛い。いや、いつも可愛いんでしょうねそうでしょうとも。


物語は高所恐怖症のヒナギクさんをいじめながら進んでいきます。元気がないハヤテ。そしてその理由は「夜」にあることを突き止めたマリアさん
誤解が誤解を呼び誤解は絡まり合っていくばかりです……。


こういう展開なのかぁ。先週の感想のサブタイトルを「1対4」にしましたけれど、そのうち3人がヒナをアシストする形になるとはねぇ。西沢さんは以前から知っていたしこういう行動を取ることはわかっていた。マリアさんヒナギクさんに好きな人がいるって事は知っているけれど、その相手がハヤテであると言うことは知らないのでわりと無防備。ナギは何かを感じているみたいだけれどマリアさんの言葉を信じているのかやっぱり無防備。


マリアさんもハヤテも早とちりをして誤解がとけるばかりか深まっています。今のハヤテの心の大半はアテネで占められているけれど、そのことはハヤテと作者と読者だけが知っていることで作中人物は誰も知らないんですよね。そして上にも書いたようにヒナギクさんの気持ちを知っているのは当の本人と西沢さんだけ。
そして、誤解が誤解を呼び、ついにヒナギクさんはハヤテに告白することを決意すると。ラブコメ的に見るとクライマックスに突入した感じです(笑)。


でも、これって切ない光景しか思い付かないんですけど……。


ハヤテの心を占領しているのはアテネでしょ?で、ハヤテはアテネのことをヒナギクさんに話せと言われたと思いこんでいる節がある。ハヤテはヒナギクさんとアテネが知り合いであることを知っているので、マリアさんもそのことを知っていてヒナギクさんに……って言ったのかな?と誤解しているような気がするんですよね。
もしハヤテがヒナギクさんとのディナーでアテネの話ばっかりをしたら、ヒナギクさんにとってはとてもつらい事になるように思えます。その状況で空気を読んで告白を諦めたとしても、一度決めたことだからと告白をしたとしても、少なくともその時点では勝ち目のない勝負を挑んでいる様に思っちゃうんじゃないですかね?ヒナギクさんは……。




ここ何週間かの話は作者に翻弄されている様な感覚を持っています。情報はかなり潤沢にあるはずで、かつある程度わかっているとおりに話が進んでいるのに、なぜか意表をつかれた展開と思えてしまう。
複数の物語が同時進行していて、どの物語がその週のメインになるか読めないからなのかなぁ。




このまますんなりアテネ(地名)の夜が始まるのか?その前に一悶着あるのか?それもわからない。咲夜の役目ももちろんわからない。それに愛歌さんが絡んでくるのかもわからないし飛行石(王玉)の話がどう絡んでくるのかなんて事は皆目見当もつきません。


とりとめのない感想ですが今日はこれでお終い。明日も書くかも知れません。
あーあ……日付変わっちゃったよ……。