ハヤテのごとく!238話「言葉にならない」感想 せつなすぎる展開……
先週の感想で書いた予想が見事に外されているような気がしてなりませんが気にせず書きます。ええ。ほんとはとても気にしていますよ。恥ずかしいことこの上ない……
仮想今週の一コマ
9ページ目(P123)1コマ目の西沢さん。
なんかものすごい違和感。まとめでたぶん触れます。
ポイント
ディナー
この流れは読めなかった!全く予想外!!!
高級店に入って自分でサービスするとはねぇ。たしかに接待としてはありですが。
作中でナギとかが行くようなレベルではもちろんありませんが、そこそこ高級と言われている様なお店に行ったことは何度かあります。この記事を読むほとんどの人よりもおそらく長く生きているのでそういう経験もさせてもらっています。
俺のだめな味覚が基準なので信頼性は低いですが、いい場所にあるレストランは正直値段の割には味が……という事が多かったです。むしろ、行きづらかったり、店のロケーションでの売り、たとえば夜景がきれいとかが無い店の方が満足度が高かったですね。サービスも良いことが多かった。
高級店とはいいつつも料理が高級ってわけじゃないこともあるかもしれません。値段のかなりの部分が場所代や雰囲気代で占められている事だってあると思います。
男の子はここぞというところで女の子をそういう店に連れて行く場面があるかもしれませんが、お相手によっては変なロケーションにある知られざる名店に連れて行った方が喜ばれることもあるかもしれませんよ。
問題は、知られざる名店なだけにネットに情報があまりない。その店の常連さんもあまり多くを語りたがらない。俺だって本当に気に入った店のことはここに書きませんからねぇ(笑)。心が狭いので……。
ヒナギクさんの決意
上に書いたことを踏まえて考えると、ヒナギクさんは実に男らしいです(笑)。男がまだおつきあいしていない女の子をそういう店に誘う以上、食事をごちそうするだけでは無いことも多いはずです。まぁ、誘ったのはヒナギクさんではないですけれどね。
歴史と神話
ギリシャ神話に詳しい人なんかは「うんうん」と思いながら読むんでしょうねぇ。
恥ずかしながら神話には全く疎いです。旧約新約聖書や古事記もジュブナイル版でしか読んだことがありません。本を読むのが好きな人の多くが持っているそういう基礎知識を私は持っていません。
しかし、そのことに劣等感も感じながらもゆがんだ優越感を持っていることもまた事実です。それがオタクマインドというものではなかろうかと勝手に思っていたりします。
理由
来ましたね。来ちゃったねぇ。ヒナギクが地雷を踏んだ。さーてどうなることやら……
まとめ
西沢さんからヒナギクさんへのつながりがバリバリ唐突に見えました。最近では珍しいこの違和感。もしかすると漫画としての評価は低くなっちゃうのかもしれませんが、俺はこういうところが『ハヤテのごとく!』の『ハヤテのごとく!』たるゆえんだとも思っているので好きです。
すっかり忘れかけているロイヤル・ガーデンの話と直接つながってきそうですが、考えてみればあの骨オバケの正体は本編では明かされていなくてプロフィールに出てくるだけなんですよね。っていうかプロフィールで明かされていなければ、この西沢さんの言葉がロイヤル・ガーデンに結びつくとは、少なくともギリシャ神話の基礎知識がない俺にはわからなかった。
そういう、普通は秘密にしそうなところを先に明かすのもまたこの漫画らしいところです。
結局、ディナーではヒナギクさんが自分の思いをハヤテに打ちあけることはできませんでした。そして、ヒナギクさんはハヤテの悩みを聞いてしまいます。おそらくは今のハヤテにとって「女性として」一番大事な女の子が誰であるのか、そして、もしハヤテがあの呼び名をヒナギクさんに伝えてしまったら、自分がその呼び名を使った時のいきさつに思い至り、その女の子にとってハヤテがどういう存在であるのかを理解してしまうように思えます。
せつなすぎる……
しかし、それを知った上で、少なくとも今は受け入れられないとわかっていても自分の気持ちを伝えてしまうのもヒナギクなんじゃないかなぁとも思えます。
来週、どうなるのか?ここ最近同じ事ばっかり書いていますが、全く展開が読めません。
今日はこの辺で。酒の力か意外と長くなってしまったような気がするけど気のせいかなぁ。
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