「事業仕分け」ってよくわからんけど……

行政がお金をかけてやることって、本質的には短期的な利益にはつながらないはず。


だから、おそらくは短期的な視点ではなく長期的な視点、長期と言っても2年とか3年とか10年とか言うレベルではなく百年というレベルでの視点でみて事業の無駄を排除していくって言う作業になるはずなんだよな。だからそれを政治が主導してやるって事には文句はない。優先順位をつけて国の進む方向を決めるってのは政治家の仕事のはず。


優先順位を落とされた仕事に関わる人たちからは当然文句が出るはず。そりゃそうだ。自分の仕事の優先順位が低いと言われて歓迎する人はほとんどいないはず。それは当たり前だ。んで、優先順位をつけるっていう作業にはリスクを伴います。その優先順位が間違えている可能性だってあるからね。しかも、長期スパンで見るから短期的に見ると間違えていたと断言されてしまう可能性だってありますよねぇ。


そう考えると、長期スパンで考えるといわゆる箱物や道路などのインフラ整備の優先順位が上がるのはある意味しょうがないことなんだよな。最悪失敗しても物が残るわけでね。それに比べてソフトウエア的な物に金をかけると、金ばっかりかかって何の成果も出せていないと当初想定していたスパンに到達する前に断じられてしまう可能性がありますよねぇ。