ハヤテのごとく!249話「究極の選択」感想 主人公・綾崎ハヤテ
249話ですよ!249話!!
来週は巻頭カラーで250話ですよ!
今思い返すと長いようで短かったなぁ。初めて週刊連載分の感想を書いたのは何話だっけかなぁ。読み返してみた。
今みたいな感じじゃないけど、2005/8/31からだったみたい。何話だろう。45話かな?書いてないし。かれこれ4年経っているんですね。なんか前半の2年、というか1年6ヶ月の間あまりにも濃密に向き合いすぎていたので時間感覚が狂っています。
ところで、掘り起こして見つけたんですが、まだ読み始めた当時俺はこんな事を書いていました。
もし仮に読者がみんな離反したとしても、俺だけは最後まで読み続けますよ。絶対。
2009/10/5
今の状況で読者から総スカンを食らうというのは考えづらいですが、この気持ちは未だ変わっていません。なんとしてでも物語の最後を見届けたい、そんな気持ちにさせる漫画ですね。
では今週の249話感想です。
今週もどうにもこうにも対応できないので……
まとめ
小見出しの意味は特にありませんね。
他作品言及になっちゃいますが、比率の差や方向性の違いはあるにせよ、やっぱ高橋留美子作品と似ているんだよなぁ。
シリアスな場面にもくすぐりを入れるし、笑える場面でシリアスな表情を入れる。この空気の読め無さ加減が心地いいんですよね。
今週で言うと冒頭に伊澄がスカートめくりならぬ和服めくりをされる場面。和みますね(笑)。前も後ろもシリアスなのにね。
1話で出てきたサンタが三千院帝という説には懐疑的な見方をしていましたが、今週の表現をみるとどうやらそういうことみたいです。
ちっ、はずしたか。
1話をあと100回くらい読むとまた別の発見ができるかも知れませんね。なんせロイヤル・ガーデンが出てたくらいですからねぇ。三千院帝がサンタだったってのが当初予定通りなのかたまたま同じようなデザインのキャラを作ったから使ったのかはわかりません。外した俺としては後者を推したいところです(笑)。
さて、世界滅亡の危機については先週同様多くを語ってくれなかったのでまだ何とも言えません。とりあえず今のハヤテにとっては世界滅亡は関係なく2人の少女のうちどちらを取るかという選択が迫っています。
この話だけ見るとハヤテは三千院帝の掌の上で踊らされていたように見えますね。でも、最後の決断だけは自分でしろと。
そして、アテネは英霊に飲み込まれるという新たな情報も伊澄からハヤテにもたらされました。石を破壊するとアテネは救われる。そしてナギとの関係は断ち切られる。石を温存すると、もし、アテネを倒したとしても最悪ハヤテにとっての「アーたん」は存在しなくなる。
決して単純だとは思いませんが、通常の『ハヤテのごとく!』と比べるとわかりやすい展開ではあります。
ナギとマリアさんに状況を説明しないってことはそこで誤解を加速させる可能性があるな。うーん。でも昔みたいにナギが取り乱すってのは考えづらいんだよなぁ。なんとなくね。
しかし、ただ1つ問題がある。
作者から、この話が真の最終回ではないと既に明かされていることです。
これはどうみても最終回に突き進んでいるよね。この話が終わった後この漫画が今まで通りのノリで続くとは思えない。でも、きっと続いちゃうんだなぁ。
少なくとも今やっている話は今まで柱と言ってもいい存在だったハムヒナラブコメとはほとんどリンクしていません。ヒナギクさんの恋物語が一区切り付いたことを忘れかけていました(笑)。
あれはあれでまた別の物語なんですよね。だから続けられる。もしかするとトゥルーエンドの後も読者の心の中で物語を続けることができるのかもしれないなぁとさえ思うんですよね。
暫定最終回の主人公は綾崎ハヤテ。
今週の話でようやくそれがはっきりしました。当たり前のことなんですがこうやって明確に呈示されないと不安な漫画なのですよ。
ヒロインは2人。三千院ナギと天王州アテネ。
今思うと「アーたん」の過去編は作者が言うようにギリギリのタイミングでしたね。あれより早くてもいいけれどあれより遅いと重みが変わってくる。最終回のためにとってつけた過去イベントみたいに見えてきます。結果的に人気投票でアテネが上位に来たりして成功してよかったなぁと他人事ながら思います。
1桁の簡単な計算と記憶の管理を間違えていなければ、暫定最終回は今回のを含めてあと2回。そしてその後トゥルーエンドが待っています。それ以外にも主要キャラ各人の最終回も用意されています。主要キャラの暫定最終回もあるかもしれません。これまでにもそれはありましたし。
最終回がたくさん読めるのは『ハヤテのごとく!』だけ!
と言われるようになるのかもしれません。
来週は巻頭カラー。
今週のラストはシリアスな話でしたが……。拍子抜けするようなぬるい話を持ってくるかも知れませんねぇ。それはそれで俺は好きだし、もしこの続きが読めるのならそれももちろんありがたいです。
今日はこれでお終い。たぶんまた明日……
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