インターネット時代の「こうやればできる」本はこうなる!
今日は4月末日。担当していたプロジェクトでの役目が無事に終わりました。
今回はAccess VBAの開発だったんですよねぇ。すごい久しぶり。最後にVBのコード触ったのは10年くらい前です。Accessはもっと昔(笑)。ずっとORACLE DBだったからねぇ。
おぼろげに覚えてはいたのでなんとかなるだろうなぁとは思っていたのですが、実際問題不安はありました。「プログラマーにとって言語や環境の違いは些細な問題!」とかいうポリシーを掲げてはいるけれど不安はあるのよ、やっぱり(笑)。
なので、本を買いました。
他の言語でも1冊くらいは買っているんですよねぇ。覚えているのはPerlとJavaの本だな。今でもどっかにあるはず。あった方が安心するんですよねぇ。なんとなく。
今回買ったのはこの本。
2002/2003/2007対応Accessクエリ&フォーム&レポート辞典 (Office2007 Dictionary Series)
- 作者: 日野間佐登子,清水博子
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2007/03/28
- メディア: 単行本
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でね、結果的にね。ものすごく役に立ったのですよ!
主にマウスパッドとして……
こういう本を書く大変さはわかるし、書いた人にとってマウスパッドなんて言われたらつらいってのもわかるんですがね、実際そうなってしまった。
なぜか。理由は2つ有る。
1つは、意外なほど早くAccessの使い方を思い出したり覚えたりすることができた。もともとエンドユーザーでも使えるように作られたツールなので当然と言えば当然ですがね。
2つめ。これが大きい。ネットの情報を閲覧できる開発環境だったんですよね。なんかわからないことがあるとネットで検索した方が早いしズバリの情報が出てくるんですよね。ぶっちゃけ今回の開発はそれで賄えるレベルでした。創意工夫がほとんど必要なかったです。たまーにここに書いているHTMLとかの細かい技みたいな、ネットで探してもみつからなかったので自分で答えを探したってのはなかったんですよね。
でも、本の有用性は否定する気になれません。私の場合、他の言語ではあったけれどずっと開発をやってきたのでかんどころはなんとなくつかめるんだけれど、経験が浅い人だと本を読んだ方がぜんぜん早く理解したりするでしょうし、未だにネットにつなげることができない開発環境も主に金融業などを中心に多数存在する様なのでそういう人たちにとっては本がすべてになるでしょう。
当然、ネットで見ることができる情報よりも要領よくまとまっていて見やすいという面もあります。
そこでふと思ったのですよ。最近流行ってきている電子書籍。「こうやればできる」本って電子書籍に無茶向いているんじゃね?と。実際あるのかもしれなけど。私自身が電子書籍にあまり感心無いので。紙好きな世代です(笑)。
書き込みができてその書き込みまでも共有できる電子書籍があれば、って既にあるのかも知れませんが、「こうやればできる」本が今まで以上に便利に使えるんじゃないですかね?
今回買った本でも、どのバージョンに対応しているっていう情報があるじゃないですか。書籍の宿命として、新しいバージョンが出るたびに版を変えなければなりませんよね。いや、それが飯のタネらしいんですけどね(笑)。でも、ユーザーの立場から言うと、そのたびに買い換えるのは非常に無駄。もし、今より安い価格でバージョンアップ版を購入できる様なサービスが有れば利用する人も多いのでは無かろうかと思いますねぇ。
なんか、既にあったらとても恥ずかしいことを書いている様な気もするのですが思うがままに思ったことを書いてみました。