二代目つじ田について



都心の有名店になっていますが、俺が初めて行った頃は行列はできているけれどメディアに取り上げられてはいない、そんな状態でした。
単に職場から近かったんです。当時の職場は赤坂近辺で、赤坂からだと麹町もすぐなんですよね。昼休みは基本どの店も混んでいるので、行列をしていても食べ終わるまでの時間がそれほどかからないラーメンだったら問題はないんです。時間管理が比較的ゆるかったってのもあったしね(笑)。最初は同僚と一緒に行ってたんですよ。行ってみたら行列の半分を知っている顔がしめていて大笑いしたり。
食べたらおいしかったので、ヘビーローテーションになりました。1日2食食べたこともありましたね。昼と夜ね。忙しかったから夜食が必要だったのですよ。店員さんにすっかり覚えられてしまった……。当時の私の職場にはそういう人たくさんいましたけどね(笑)。


未だに月に1回か2回は食べに行っています。懐古趣味と言えばそれまでなんでしょうが、昔食べたときの様な衝撃を受ける様なうまさではなくなっているとは思います。また、麹町と小川町でも味が微妙に違うように思えます。どっちがどっちということは申しませんが……。俺のダメ舌だしね、どーせwww
つじ田はつけ麺で有名になりましたが、私も、比較的頻繁に食べている友人も口をそろえて「一度しか行かないのなららーめんを食べるべき」と言っています。つけ麺よりもスープの味がストレートに出ている様な気がするんですよねぇ。そのスープの味は、前にも書いたようにかつてのような破壊力は無くなったようには思えますがやっぱうまいです。日によって微妙に味が違うけれど、それほど広くない範囲内の味の違いに収まっているのはすごいです。


初期と現在で一番大きく変わったのはチャーシューだと思うんですよ。最初に食べたとき、チャーシューはイマイチかなぁと思ったんですよね。ところがその後改良を重ねたようで、今はチャーシューもうまくなりました。弱点は克服されている。


並んでまで有名店で食べようとは思わないタチなのですが、たまたま昼休みに並んで食べてたらーめん屋がその後有名になったという経緯があるので未だに通ってしまっています。
もちろん、食べるときにはカロリーとか塩分とかは考えない様にしております(笑)。