ハヤテのごとく!273話感想2日目 なんとなくファンレターっぽく……



そこそこというかかなり売れてる漫画になったんだけれど、作者はそれでは満足していないんですねぇ。
おそらくは、よほどのことがない限り、トゥルーエンドを描くことはできるでしょう。今やっているような話をすっ飛ばしてストーリーに関係がある部分だけを書くみたいなことだってこの漫画の場合できるはずなので、多少人気にかげりが見えてもラストシーンを読むことはできるんじゃないかなぁと思います。ここまできたらやるでしょうねぇ。出版編集サイドとしても。


もしかするとね、畑健二郎さんはハヤテの連載を維持することをモチベーションとして書き進めていたけれど、それがほぼ確実に維持できる様になって、別のモチベーションが必要になったのかもしれないなぁ、なーんて思ったりして。
ええ、深読みしすぎだと思いますよ(笑)。なんかさぁ、俺なんかもっともっとちっぽけな物だったけれど、自分が思い描いていたことが目の前に展開してしまったり、ほぼ確実に実現するとわかったりした瞬間に、ものすごい虚脱感襲われたんですよね。
もしかするとアテネ編を書き終えて、畑健二郎さんをその感覚が襲っているのかなぁと思ったり……。


どれほどのモチベーションになるかはわかりませんけれど、毎週楽しみに待っている読者は確実に一人はいます。ラストシーンをなんとしてでも読みたいと思っている読者も確実に一人はいます。作者の思い描いている物語がどういう物であっても、それが自分の好みからは大きく逸脱する物であってもそれを受け入れる覚悟をした読者も確実に一人はいます。