吉野家の牛鍋丼を食いながら思い出したこと

今日ね。吉野家行ったですよ。そしたらね、牛鍋丼なんて始めてたんですよ。もうね、猫も杓子も牛鍋丼。牛丼食べている人なんて一人もいない。これだから素人は困るね。
もちろん俺は食いましたよ。牛鍋丼。素人だしね。




食べる前に味の想像をしていたんですよ。きっと牛丼より甘めのタレでちょっとしつこいくらいなんだろうなぁと。実際食べてみたら牛丼より甘めのタレでちょっとしつこかったです。
つまりは想像と大差ない味ってことでした。
豆腐とシラタキという具材を足して肉を減らしてコスト削減ってことでしょうかねぇ。これはこれでうまいな、と思いました。


そしてね、食べながらふと思い出したんですよねぇ。学生時代にずいぶんお世話になった味を。「たつ屋」という店の牛丼です。
知っている人は少ないでしょうけど、よりにもよって、俺の主要な立ち回り先である赤坂と神田神保町スズラン通りにあったんですね。他にも有ったかも知れないけど知らない。当時は赤坂の牛丼屋というとどんどんかたつ屋でした。吉野家はハイソ吉野家という高級店だったので……。*1
牛丼とカツ丼と開花丼があって味はそれなり値段なり。で、そこの牛丼には豆腐が入っていたんですよね。それで思い出した。


俺の学生時代、マクドナルドはまだ高級品でした。高校生の頃、小腹を見たそうとすると1000円かかりましたからねぇ。たまらなかった。牛丼はそういうときに何度もお世話になりました。そして今もお世話になっています。
いろいろ語る人もいますが、日本の産んだ偉大なるジャンクフードだと俺は思いますねぇ。
吉野家の牛鍋丼は、そのジャンクさが出ていて非常によかったです。また食おうかな。



*1:ハイソ吉野家で検索して出てくる記事を書いた人は俺と同じある特定の属性を持っているものと思われます。仲間内での呼称らしい……