ハヤテのごとく!289話「すべてのまんが家がこうだと思ってもらいたい!」感想 いろいろ思い出した

いろいろと思うところがある290話でした。




ぶっちゃけ、先週の話が16ページ使ったつなぎの回って感じなので、今週どういう動きになるのか注目していたのですがこういう流れになるとは思わなかったです。



仮想今週の一コマ

10ページ目5コマ目。

ポイント

扉絵

本編とは関係が無くマリアさん。本当に全然関係が無くてびっくりした(笑)

漫画を読まない西沢さん

そ…そうか。普段まんがを読まない西沢さんは…そもそもまんがに面白さを求めていないから…内容のおかしさが…苦にならないんだ!!

なんかさぁ、5年前の俺はそんな感じだったなぁ。今でもまんがあんまり読まないけど当時はもっと読んでなかったからねぇ。

東宮康太郎

えっと。まぁ、まとめでね

ただのお友達で…

と、わざわざ言うあたり、なんのかんの言ってハヤテは西沢さんのことを意識しているのでは無かろうかと。

中華ナベ

不覚にも笑った。確かにハヤテにできることはそれだな。

プロ

全てのプロがこうであると思ってはいけないけれど、実際本当のプロってのはいるわけでねぇ。
ずいぶん前だけれど、自販機にタバコを補充するお兄さんがいて、ものすごいプロだった。真似できなかった。一緒に喫煙所にいたお客さんの偉い人も仕事にほれぼれと見入ってました。俺もいつか自分が携わっている分野でああなりたいなぁと思いました。
知識があるとか著名な実績があるとかではなく、お客様がびっくりするような仕事を普通にこなせるのがプロなんだろうなぁ。そうなりたいですが道は遠い……。

ナギ

いい子だねぇ。ナギは。そして見所がある。その分野で本物を目にしたとき、それが本物であることがわかるってのは、その時点で他の多くの人を1歩リードしているんだろうな。
たぶん俺が見てもわからんもんね。絵とか。あと文章も。鑑識眼が無い以上、自分でもたいしたものは書けないんだろうなぁ。

ルカ

ここでやっとでてきたか。



まとめ

なんか本当にいろいろなことを思いながら読みました。思い出しながら読んだって言った方が正確かなぁ。
西沢さんのハムスターと東宮君のリスが対決する。そういえば、俺がこの漫画を読みはじめる決定的な動機となったのは西沢さんのハムスターとナギの龍が対決している場面だったんだよなぁ。あれがなければ道を踏み外すこともなかったかもしれません(笑)。
そして、その2人のファーストコンタクト。なんかラブコメ的なフラグが立つのかなぁと思ったんですが逆でした。うーん。通常の流れは期待できない漫画だ。西と東、この2人がこの先絡み合うという流れだったりするのかも知れませんけどね。


上にも書いたけれど、ナギの漫画を初めて読んだ西沢さんの感想がなんとも味わい深かったです。漫画を読まない人と読む人って、同じ作品を読んでも全然違う感想を持つんだろうなぁと。そして、俺は漫画を読まない人に近い。作者本人は漫画が大好きで読みまくっていたとのことだけれど、普段漫画を読まない人の気持ちも想像しながらこの漫画を描いているのかも知れないですねぇ。


さて、今まで全く物語に絡めなかった東宮君がよみがえるかも知れない設定が出てきました。まさか漫画家のアシスタントとは……。この設定で東宮君は蘇るのでしょうか?
そして、そもそもこの設定は予定通りなのかどうかってのにも興味があります。今読者に与えられている情報量ではたぶんそれを判別することはできないでしょうけど。読み落としていたり忘れている所があるかも知れませんが……
お金が無くなったナギ、あるいはハヤテが喫茶店以外に漫画家のアシスタントとしてもアルバイトを始めるのかも知れないですねぇ。
しかし、そうなるとますます扉絵に出てきたメイドさんの立ち位置が無くなりそう(笑)。フェードアウトすることは無いはずなのですがいったいどうするつもりなのかと不安になってくる。




最終ページで予告通りハルさんとまだ見ぬ新キャラ、ルカとのつながりが明かされ、やっと6月に起こるはずの出来事とのつながりが出てきました。
しかしまぁ、先日の新キャラのことはすっかり忘れてしまっていた。そしてタマのことも忘れてしまった。アテネヒナギクのことなんかはここまで書いて初めてそんなキャラいたなぁと思ってしまった。
ところがいずれまたそれを思い出すエピソードが出てくるんだよなぁ。絶対……。
畑健二郎さんはよくこんな難しくてめんどくさいことをやろうと思ったなぁとあらためて感心しています。そして、よくもまぁ、この難しい漫画に何十万人もの読者がついたなぁとも感心しています。


日のあるうちにハヤテ感想の更新を終えるのは久しぶりです。あとは明日ですかね。




私がこの漫画にこれほどまでこだわっている理由とその説明です。