音無響子は永遠のヒロインへの階段を昇る

普段あんまり行かないコンビニなのですが、道すがら何の気なしに入ったら響子さんにお出迎えされました。いい朝でした(笑)。




俺にとっては今まで唯一、そしておそらく生涯唯一、本気で恋をしてしまった架空の人物、それが音無響子さんです。唯一かどうかはともかくとして、俺以外にも恋をしてしまった人はきっといるはず。
物語が完結してから20年以上経っています。それでもこうやってキャンペーンに使ってもらえるキャラクターは幸せだと思います。今回のキャンペーンの趣旨にぴったりだということはもちろんわかっていますがね。


よくよく考えてみると、なんで当時の俺が響子さんに恋をしたのかわからないんですよね。理屈では説明できないです。背後に物語はあるけれど、最近の漫画とかみたいに異様にそれが深いわけではなく、性格的にも属性的にも取り立てて特徴があるというわけでもない。
もしかすると、響子さんが魅力的なのは、五代裕作のおかげなのかもしれません。五代に学生時代の男子が感情移入しやすいから極めて自然に響子さんに恋をしたのかも知れないですね。


響子さん以外にも、何十年も生き残っているヒーロー、ヒロインはたくさんいると思います。しかし、たくさんと言っても、創作者によって大量に産み出されたキャラクターたちの中で、何十年も生き残れるのは極めて小数にすぎないのでしょう。
10年、20年、30年、50年、100年。最低でも50年は生き残らないと永遠のヒロイン、ヒーローとは呼べないでしょうね。




以下、余談です。




キャラクターが好きか嫌いかってのは主観が支配するところが大きいので一般化して語ることが難しいのですが、ハヤテと出会った後で読んだ作品の中で、永遠のヒロインになる可能性が高いキャラクターってだれかなぁと考えてみました。


最初に思い付くのはとらドラ!三人娘だなぁ。逢坂大河櫛枝実乃梨川嶋亜美。たぶん先週再読したからってのが大きいと思うんですがね(笑)。
ルイズも可愛いけれど永遠のヒロインという感じではない。たぶんこれも主観なのでしょうが、明確に異世界で暮らしているキャラクターよりも現実によく似た世界に生きているキャラクターの方が印象に残るんですよね。
先のことはわからないし、すっかり忘れてしまっているかも知れないですが、10年くらい経ったら再読してみて感想を書いてみたいです。1年以上空けて読み返したらだいぶ印象変わった作品なので期待できるんですよね。


さらに考えてみた。ハヤテのごとく!の中にそういうキャラはいるのかと。設定的には現実世界を模しているので感情移入はしやすいはずです。
今のところいないですね。語るのは完結してからだな。もしかするとマリアさんがそうなるのかもしれませんねぇ。