近況報告

と言うわけで。




上の記事を思い付いた理由でも書きますか。
今日、十数年ぶりに見ちゃった。うん。相変わらず文字化けしてた(笑)。英小文字がカナになっちゃうんだよねぇ。昔はそれを解読できてた俺がいる(笑)。
ISPFっていうのをみちゃったんですな。画面ハードコピーだけど。
あれも一種の統合開発環境なんだよね。IBMメインフレームで動く統合開発環境。エディタ、ビュワー、ライブラリ管理、JOBの実行。マシンの監視。開発に必要なことは大概できる。権限が有ればね。
ISPFのエディタは、それに慣れ親しんだってこともあって未だに忘れられません。プログラマーにとっては最強のエディタの一つなんじゃないかなぁ。未だにあのエディタの持つ機能が使いたくて使いたくてたまらなくなることがあります。
それで思い出したんですよ。トラウマ。というか黒歴史を。
当時、CSPっていう統合開発実行環境があったんですよね。メインフレームからPCまで、どんなマシンでも同じソースコードからロードモジュールを作成できるという触れ込みのツール。どんなマシンでもね。ええ、IBM様の傘の下にあるのならばどんなマシンでも、でした。
画面開発に特化したツールでした。ロジック部とデータアクセス部が完全に分離されていました。ドキュメント生成機能がありました。それほど複雑なロジックを組めるわけではなかったけれど、COBOLに比べれば遙かに少ない工数で開発をすることができました。そして、それを覚えれば10年食っていける!と言われたんですよね。
ええ、食っていけませんでしたとも。10年後にはWebアプリ作ってましたからね、俺は。


そういう経験があるので、統合開発環境ってものには懐疑的なんですよね。ISPFみたいにずっとずっと生き残っているものだってもちろんあるけれど、ベンダーの都合や人気や時代の流れによって消えていく統合開発環境だってあるんですよねぇ。




今、俺は、設計作業をやっています。コード組んでいません。業務仕様がわかってないのでいろいろ教わり怒られながら作業を進めています。ちゃんと指摘してくれる人が近くにいてとても助かっています。
んで、来月あたりから開発を始めるんですが、まさに初めて触れる環境。Visual Studio。初めて。ほんと、初めて(笑)。
コードは Visual Basicなのでテキストエディタで覗いてみたら追えるレベルでした。ですが、使い方を覚えなければなりません。ええ。この年になっても日々勉強ですよ。覚えなければならないことはたくさんある。


ツールに使われないように、ツールを使えるようにがんばらなきゃなぁ……。