ハヤテのごとく!300話「王の帰還」感想 手乗りアーたん

ちょっと長くなりそうなので、関係ない記事へのリンクを貼ってみる。意味わからないけどね。いや、本家サブタイトルの元ネタです。





それでは、ついに300話を越えようとしているハヤテのごとく!の感想です。



仮想今週の一コマ

見開きだ。巻頭カラーの2ページ目3ページ目だ。詳細はあとで。

ポイント

巻頭カラー

その見開きはともかく、1ページ目は相変わらずぬるい。巻頭カラーで1ページ目からちゃんと話が始まったことって少ないんじゃねぇかな、この漫画の場合は。

劇場アニメ化

まぁ、そうだよね。普通にゴールデンウイークのアテネ編をやるんだろうか?

不法侵入

アーたん再登場。人気があるから出てきたって言うわけでもなく、そもそもそういうふうにデザインされた物語なんだろうなぁ。

大切なこと
  • 庭城=ロイヤルガーデンのことは知らない振りをすること
  • 動揺しないこと

それをハヤテはちゃんと守れるのか。もし守ったらその先にはなにがあるのか。

やる気

ナギの気持ち、とてもよくわかるwwww。明日からがんばればそれでいいんだよwwww。

愛歌さん

おそらくはある程度のことを知っているんだろうな。この物語のこの部分のキーマンの一人だろうな。

雪路と薫

そっちはそっちで話が進むのかねぇ。

手乗りアーたん

幼児期のアテネに似た雰囲気を持つこの女の子が果たしてアテネ本人かどうかはわからないのですが、アテネ本人だとわかった場合、あるいは、本当の名前がわかるまでの間、この日記ではこの女の子のことを「手乗りアーたん」と表現することにします。「少女A」ってのも考えたのですがちょっとあれかなぁと。古いし(笑)。

ママ

ページめくった瞬間、何が起こったのかわからなかった。3回くらい読み返してようやく状況を把握した。なんだよ、これwwww



まとめ

まとめといいつつまとまっていないのはいつものことなのですが、今日はいつも以上に脳内がカオスです。


手乗りアーたん。直前の伏線を考えると、アテネ本人なんじゃないかなぁと俺は思います。何らかの理由、おそらくはロイヤルガーデンが絡んでいる何らかの理由で、アテネは幼児化することになったんじゃないかなぁと。そして、ハヤテに伝えた言葉から推測すると、程度はわからないけれど記憶を失っているんじゃないかと思いますね。
もちろん、そうではない可能性もあります。そもそも手乗りアーたんがアテネでは無い可能性もあるし、アテネであったとしても、記憶を失ってはいない、つまりハヤテのことが好きだし、自分が白皇の理事長であることも覚えている可能性だってあります。知った上ですっとぼけているのかもしれないしね。
可能性を考えると広がりすぎてしまうので、今は、手乗りアーたんはアテネであり、記憶を失っているものと仮定してみますね。
そうすると、一つの流れが容易に思い浮かぶ。アテネの記憶と姿を取り戻すためにハヤテが何らかのミッションをクリアするという流れです。名探偵コナンのバックグラウンドで流れている話と同じような話だよなぁ。それだけで1本の漫画になるだろうなぁ。それはそれでそれだけでも面白そうだ。
この漫画では「時間」ってのが物語の背後にずっと流れているのですが、登場人物が時間に逆行して幼児化することでそれが壊れちゃうんじゃないかなぁと心配してみたりしたのですが、今は「どうなるんだろう?」という期待感の方が大きいです。まだ何もわかってないからかもしれません。
普通に考えると、手乗りアーたんとハヤテとは同居することになると思うんですけれど、そういう普通の流れにならないのがこの漫画なのですよね。ヒナギクさんの家に同居することになったりしてね。となると、その先の展開が全く読めなくなるなぁ。


そうそう。ヒナギクアテネの話も書かなきゃ。


巻頭カラーの見開き。恥ずかしいってのはともかく、なかなか興味深く拝見致しました(笑)。
ハヤテのごとく!でのラブコメ要素は、主にヒナとハムの2人が担ってきたのですが、ヒナとアテネの方が一般的に良くあるダブルヒロインになるんですよね。勝手に俺が思っているだけなのかも知れないですけど。ビアンカ的要素とフローラ的要素を持つ2人の女の子がヒロインってやつ。最近読んだ他の作品で言うと『バカとテストと召喚獣』だな。作品によって割り振りは違うけれどビアンカとフローラ的な相容れない属性を2人のヒロインに分け与えてるんですよね。
ヒナとアテネの場合はかぶる要素も多いと思っていたのですが、今回の巻頭カラーを見てビジュアル面でものすごく対立していることに気づきました(笑)。




さて、ここから本当にまとめましょうか。


300話を読んで、思ったことがあります。今まで、『ハヤテのごとく!』のこの独特な仕組みは、偶然たまたま産み出されたものだと想像していたのですが、もしかしたら違うのかも知れない、もともとこういうことをやりたかったのかも知れない、そう思ったのですよ。
畑健二郎さんは欲張りだったんじゃないかなぁと。最初は違ったと思うんですよ。企画の最中にどんな物語でも取り込める作品を作りたくなっちゃったんじゃないかなぁと。そして、その方が連載を長く続けることもできると思ったんじゃないかなぁと。
今のところ、貧乏アパートの話と同人誌の話と手乗りアーたんの話は全然違う空気感を持っているように思えます。この先、別の物語も追加されるのかも知れません。それらの物語は登場人物と空間と時間を共有しているだけなんですよね。通常なら、というか、今までなら、同じ作品の中で描かれることは無かった話。別の作品として描かれるはずの話。
久しぶりに、この先を読むのが怖くなってきたハヤテのごとく!300話でした。


ほんとに22時までかかってしまった。。。
なのに全然書き足りていないような気がする(笑)。バックステージ読んだらまた違う感想を持つかも知れないけど明日はどうしようかなぁ。




私がこの漫画にこれほどまでこだわっている理由とその説明です。