ハヤテのごとく!302話感想2日目

なぜかサンデーがもう1冊ある。最近ではとても珍しいことに網棚に漫画雑誌が放置されていたので、マガジンかジャンプだと思って読もうかなぁと手に取ったらサンデーだったというオチですが。なんか捨てられなかったなぁ(笑)。



なんか凄くテンションが高いwww


中途半端なところだけれど引用。

今回のアテネヒナギクの入居までが
一つの大きな流れだった

畑健二郎さんはちょっと普通じゃない感覚を持っていると思っています。んで、ところどころ俺と近いところもあるなぁとは思うのですが……
ナギの挫折からアテネヒナギク入居までが一連の流れっていう感覚は俺にはわからねぇ(笑)。少なくとも現時点ではさっぱりわからねぇ(笑)。


もしかすると他の人にとってはとてもわかりやすい話かも知れないのでこういうことを書くと恥を書くことにもなりがちなのですがねぇ、畑健二郎さんのこの感覚は創作者にとっては大きな武器だと俺は思うんですよね。作者の中でははっきりと流れが見えていて、それを読者にも小出しにしたりすることもあるんだけれど、そこまでやっても読者は先を読むことができないんじゃないかなぁと思うんですよ。
少なくとも俺には先を読むことはできないです。


何度も書いてますが、未だに、もう連載開始から6年も経っているのにですよ!、未だにこの漫画の根っこというか幹というかテーマというかがわからないんです。どういう漫画なのかわからないんですよね。どうやってできているのかは(合っているのかどうかはともかく)わかったし、その方法がたぶんこの先何十年か後に主流になるんじゃないかなと未だに信じてはいますが、肝心の『ハヤテのごとく!』という漫画がどういう漫画なのかっていうところは未だにわからないんですよね。何が出てくるかわからない。来週どういう話になるのかもわからない。ハヤテとナギとマリアさんが中心になる話だということを読んでも未だにどういう流れでそこに至るのかがわからない。
仮説の上に仮説を積み上げていくと、もし仮に将来スーパーハイブリッド構造の作品が多数産み出されることがあったとしても、『ハヤテのごとく!』のような「先の読め無さ」は味わえないのかも知れません。それがこの作者の持ち味なのかなぁと思い始めました。そういうわかりづらい感覚を持っているから漫画賞とかには入選しなかったけれど編集者の目に止まったんじゃないかなぁ。
この漫画、短い言葉で適切に説明できないもんなぁ。


ってことで、302話で一区切りらしい。来週の303話は何の話になるのかさっぱりわかりませんなぁ。