ハヤテのごとく!307話「石油王になりたい」感想 Asynchronous(非同期)
ハヤテのごとく! / 27 スクールカレンダー付限定版 (小学館プラス・アンコミックスシリーズ)
- 作者: 畑健二郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/02/18
- メディア: コミック
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仮想今週の一コマ
該当無し。決まらない。
ポイント
扉絵
咲夜。ほんと久しぶりだろう、これは。普通の漫画ならフェードアウトしていてもおかしくないよなぁ。
就職活動
就職かぁ。うーん。おれって会社勤め向いてないなぁと思うんだけれどサラリーマンってやっぱ楽なんだよねぇ。それに独立してずっと食っていける才覚も能力もどうやらないみたいだしねぇ。作中の時間だと2005年か。ここんところずっと厳しいから違和感ないな。
ストレート
全く話を膨らませることなくサキさんの行動はハヤテと咲夜に伝わるところはこの漫画らしいところ。
就職する方法
うーん。俺にもわからん。っていうか、よく働けているなぁと自分で感心することがある。
借金一億円
!!!!!
なんとまぁ!!
ザッカーバーグってだれよ?
ああ、この人か。
まとめ
新連載漫画の始まりですね。
この話単発のネタで終わって、次にワタルくんとサキさんが出てくるときには普通にのほほんとビデオ屋をやっているってことはなさそう。
そして、この話が『ハヤテのごとく!』本編とどう関わってくるのかがさっぱりわからない。そもそも関わっているかどうかわからないんだよな。もしかしたら大きな関わりはないのかもしれません。この漫画の場合はそういうこともあるはず。
ハヤテ、ナギ、マリアさんがアパートに移り住んでから、ナギを中心とする同人誌の話と、アテネを中心とした力を取り戻す話が進んでいます。そして、今週はワタルくんを中心とした成り上がる物語が始まったみたいなのですが、それらは非同期なんだろうなぁと俺は想像しています。
たまたま同じタイミングで始まっただけで根本的なところでは相互に依存関係がないんじゃないかなぁ。そういう物語を作者が望めばいくらでも入れられるのがこの漫画なんだろうなぁと。ワタルくんの成り上がり話は連載開始当初から予定はされていたと思いますけどね。物語が始めるタイミングは自由だったんじゃないかなぁ。
そういうところがほんと現実っぽいです。作者の手の内にある架空の世界だと言うことがわかってはいるんだけれど現実っぽく見えちゃいます。
この漫画が本当に俺が思っているような行く末をたどるのかはわからないですけど、少なくともここまでの流れはあの時理解したと思ったところからはずれてはいないです。
俺はね、この漫画、トゥルーエンドに到達しても終わっていない物語が残されるように思えるんですよね。最終回でも完全には同期を取らないような気がしているんですよね。物語は終わるけれど架空の世界での時の流れはの先も続いている、と読者に思わせるエンディングになるんじゃないかなぁと。
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