日記の参考書

今月中に大地震の件について記事を書こうと思っていたのだけれど昨日1冊本を買ったのでそれを読んでから書くことにしました。


見つけたのはこの本。

津波災害――減災社会を築く (岩波新書)

津波災害――減災社会を築く (岩波新書)

昨年の12月に出版されていました。まだ半分まで行ってないのですが、ここまで読んだところ著者はこの規模の津波を予見していたわけではないように思えますが、今回のような被害が発生することは予見していました。
最後まで読んで、自分なりに解釈してから、今回の地震とは切り離して感想を書こうと思っています。


今日の日記では、今までここに感想を書いた本の中で、地震など自然災害にまつわるものを探し出してリンクを貼ってみます。自分でも読んだことを忘れていた本があるかもしれません。




まずはこの本。新書の中では最高レベルの本だと私は思います。
大地動乱の時代―地震学者は警告する (岩波新書)

大地動乱の時代―地震学者は警告する (岩波新書)




東海地震についての本ではありますが、地震の歴史、メカニズム、そして、それによって引き起こされる災害について、詳細かつ迫力ある解説を読むことができます。
たぶん今回の地震をきっかけとして、このサイトを通してこの本を入手した人がいらっしゃるようですが、別にこのサイトを通さなくてもよいので多くの人に読んでもらいたい本です。
ただ、ひとつだけ気になるのは、この本をすごいと思った私自身は、ある程度地震に対しての知識を持っているということです。もしかすると、まったく知識がない人にはなかなか理解が難しい本なのかもしれない。この場で紹介するということは、そうではない、知識がなくても理解できるし、少なくとも私が知る限りでは正しい知識を手に入れることができる、と私は思っているということなのですけれど、その確証は残念ながらありません。


地震で崩れた本を整理していて発掘された本。読んだことも忘れていたし感想を書いたことも忘れていた。この機会にもう一度読み返してみようかと思っています。


核兵器のしくみ (講談社現代新書)

核兵器のしくみ (講談社現代新書)

物騒なタイトルの本ですが、原子力の利用についても言及されています。感想文でも書きましたが、専門知識がない私が読んで、参考になると思い、知的好奇心をみたすことができた本です。




意外と本を読んでないし感想も書いてないですね。ちょっと自分にがっかりです。