リンク切れにいかに対処するか

この日記で、読みに来る人の数という意味合いでの最も重要なコンテンツはリンク集です。ところが、リンクって切れまくるんですよね。放置するとあっという間にたどれなくなる。


仕事でも調べ物をしていたりすると時々リンク切れに行き当たりやり場のない憤りを感じることもしばしばです。
しかし、立場が変わると……。リンク切れへの対処って難しいんですよね。




Webブラウザで動くシステムを作っていると、むしろ、リンクを切ってしまう立場に立つこともしばしばあります。
システムの改修や刷新などで、今まで使っていたリンクが無効になる事ってよくある話です。そして、その時の私は設計者だったり開発者だったりするので、ついつい「めんどうだなぁ」と思ってしまいます。
そう言う場合、いくつかの案を提示して、限られた予算、期間の中でどう実装するかっていうことを、そのシステムのオーナーに決めてもらうことになります。
その提案の中に大概の場合入ってくるのは、「いさぎよくNot Foundにしましょう!」っていうパターンです。下手に情報をだすよりもよっぽどマシっていう考え方もあります。そしてもう一つは「トップページに飛ばしましょう」っていうのもある。これは私が作ったんじゃないサイトでもよく見かける動きですね。そしてもう一つ、「新しい画面に飛ばしましょう」ってのが出てくる。でもなかなかそれは難しい。引数が変わっていたりする事が多いからねぇ。利用者がどこをリンク、あるいはブックマークしているか、完全に探知することは不可能ですしね。さらに、前のシステムによって新しいシステムが制約を受けちゃうこともあるしねぇ。そうなると本末転倒ですからね。
時間に余裕があって、それで仕様を満たせるのだったらできる限り最後に提示した方法を取りたいのですが、現実問題としてなかなか難しい物があります。