レベルを落とさずに低エネルギーで生活をする

被災して避難をしているみなさんからみれば、そして、あの時に開放されたエネルギーの分量から見れば、なんとものどかではあるのですが、今年の夏は電力不足に悩まされることとなりそうです。


電力、すなわちエネルギーの消費を減らすためになにができるのか?一番簡単なのは生活レベルを落とすことですね。たとえばクーラー使わない。それによって熱中症で体調を崩したりひどいときには死んでしまうリスクがあるわけだけれど、クーラーがない時代はそれが普通だったので悪くなるというより元に戻るだけ。そういう考え方だってありますよね。
たとえばこうやってPC立ち上げて何かをするってのをやめる。音楽を聴くのもやめる。テレビを見るのもやめる。交通機関や自家用車を使って外出するのもやめる。そうすれば、生きていくのに必要なエネルギーは確実に減ります。そして、そういう生活を昔は送っていたんですよね。昔というほど昔ではないです。
我が家は貧乏だったので、家に初めてエアコンをつけたのは1980年代の後半でしたからねぇ。それまでは40℃以上になる部屋で我慢していました。それでもなんとかなってたんですよ。今考えると信じられないけどね。当時は地下鉄内では冷房つけてなかったし、そもそも非冷房車が多かったもん。


そんな感じで生活レベルを落とせばかなりのエネルギー節約になるんですよね。
電力って言うのは、位置エネルギーだったり(水力)、化学エネルギーだったり(火力)、核エネルギーだったり(原子力)、太陽光エネルギーだったり(風力など)を、人間が使いやすい形に変換した物です。風力などがもてはやされている理由は、今まで捨てていたエネルギーを使うからなんですよね。本来ならば使うことができないエネルギーを知恵を使って使えるようにしていることにかわりはないです。


使うエネルギーの量を減らして、なおかつ高い生活レベルを維持する方法って無いのかなぁと最近考えています。そりゃ、考えて答えが出る話ではないし、そもそも答えなんて無いのかも知れません。考える方向を間違えているのかも知れない。
それでも、面白そうだから考えています。考えるだけなら余分なエネルギーは使わないですしね。
でも、食料が持っている化学エネルギーは必要だな。